ディセント
洞窟を探検する女性たちを描くイギリス映画。地下の閉塞した環境で、恐怖は否応なく増していく。
THE DESCENT
シャウナ・マクドナルド ナタリー・メンドーサ アレックス・リード
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洞窟を探検する女性たちを描くイギリス映画。地下の閉塞した環境で、恐怖は否応なく増していく。
THE DESCENT
シャウナ・マクドナルド ナタリー・メンドーサ アレックス・リード
福山雅治主演のドラマ「ガリレオ」に出てくる科学トリックに、子どもたちは関心をもつ。第6話「夢想る」でのトリックは、手軽にできそうなので、材料を買ってきて実験する。子どもがノートに現象を書きとめるなど、科学に興味を持つきっかけとなっており、その点では良いドラマだ。
予知夢 (文春文庫)
東野 圭吾
「もしも、景虎が関東へ出陣したなら、我らはあえて信濃へその矛先を向けさせねばなりません。」
「川中島に城が欲しい。勝つための城じゃ。」
NHK大河ドラマ「風林火山」第46回は、冒頭から坊主頭の武田信玄と山本勘助の重々しいやりとり。
武田家では四郎が元服し、勝頼となる。長尾景虎は鎌倉・鶴岡八幡宮にて上杉家の家督を継ぎ関東管領となり、上杉政虎を名乗る。
川中島に海津城が築かれ、香坂弾正が城代となる。決戦への情勢と舞台が整えられていく回であった。
クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団のラヴェル管弦楽曲集のCDには、「ボレロ」「スペイン狂詩曲」「ダフニスとクロエ 第2組曲」「逝ける王女のためのパヴァーヌ」「古風なメヌエット」が収められている。
ラヴェルの色彩豊かな音楽を、響きの美しさと品性を兼ね備えた絶妙なバランスで表現している。精緻でありながら、暖かみをたたえている稀有の演奏。
ラヴェル:管弦楽曲集第1集
クリュイタンス(アンドレ) ラヴェル パリ音楽院管弦楽団
雑誌社を舞台に、やり手の女性編集者を主人公とした、安野モヨコの漫画を原作としたアニメーション「働きマン」。主人公を取り巻く人物ひとりひとりにスポットをあて、それぞれの仕事に対する姿勢や苦労を描いている。2006年にフジテレビ系列の深夜アニメ枠である”ノイタメナ”で放送された。全11回の各話は中身があり、絵のクオリティもたいへん高い。回が進むごとに内容も深みを増していく、良質のアニメーション。
風俗とグルメの担当記者「こぶちゃん」のような、オタクっぽいキャラクターは、嫌みな役となることが多い。しかし、この「こぶちゃん」は円満な人柄として描かれており、そのキャラクターに対する眼差しに作り手の優しさを感じる。安野モヨコのご主人である「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督の影響もあるのだろうか。
働きマン 第1巻 初回限定版
田中理恵 西村知道 堀内賢雄
机の引き出しの奥から、竹内まりやのCDが出てきた。「不思議なピーチパイ」から始まる、初期のベスト・アルバムだが、これがなかなか良い。自然な歌声と、豊かな音楽で、何度聴いても飽きることがない。それぞれの曲は、素朴な感じなのだが、どれも印象に残る。ひとつひとつが、すっと心に届く15曲。
BEST PACK
竹内まりや
6年の歳月を経て、検察庁城西支部に戻ってきた木村拓哉演じる検察官と、その仲間のあやなすストーリー。勢いはテレビドラマの方があった。
中井貴一の、良き日本映画を思わせる人情味のある演技が素晴しく、このドラマを支えている。正義感のある木村拓哉と、理知的でありながら情を持つ中井貴一の演技がかみ合い、後味の良いドラマであった。
型破りの検事を演じる木村拓哉を中心に、個性的な面々が織りなす検察を舞台にしたテレビドラマ「HERO」。フジテレビ系列で2001年1月から11回のシリーズで放送されたドラマは、映画の公開とともに、再び話題となっている。
検事役の木村拓哉と、生真面目な事務官、松たか子のやりとりが楽しい。木村拓哉は、どんなキザに聞こえる台詞を言ってもサマになる。事件の本質をずばりと口にすることができるHERO、木村拓哉の主演、ユーモアとシリアスさを巧みに組み合わせた優れた脚本で、ドラマ史に燦然と輝く存在になっている。
HERO 第1巻
木村拓哉 松たか子 大塚寧々
NHK大河ドラマ第45回は、桶狭間の戦いを、今川家の側から描く。今川義元の母、寿桂尼演じる藤村志保の静かな威厳が見事。 織田信長は画面に登場せず、かえって不気味。
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