のだめカンタービレ in ヨーロッパ 2
「君はここに何をしに来たの?」
「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」第2話は、上野樹里演じるヒロインの成長物語。日本でのコンサートでヒロインの才能を見いだしたコンセルヴァトワールのオクレール教授と、のだめとのやりとりが素晴しい。
「君がそうやって言いたいこといっぱいあるみたいに、他の作曲家だって言いたいこといっぱいあるのに。君はその声を本能的に感覚的にしかとらえない。」
明るく色彩豊かな物語の中に、音楽の本質をきちんと据えたドラマになっている点が、大きな魅力。
地元のオーケストラ奏者からいただいた年賀状に、昨年は定期演奏会で満席の状態が続いたと記されていた。「のだめカンタービレ」は、日本のクラシック文化に確実に貢献している。
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