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晏子 3

 中国の春秋時代、斉は晋を中心とする連合軍に都まで攻め込まれた。その戦火の最中でも、晏嬰は、古礼に則った喪中を貫く。戦乱、政変が絶えない斉の国において、一途に人の道を示す晏嬰の凛乎とした姿勢は変わることがなかった。転変と普遍の対比が鮮やかな第3巻。

晏子(三) (新潮文庫)

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