ファイナルファンタジーVII
3次元空間を自在にキャラクターが動くようになった、1997年の歴史的PS用ソフト、「ファイナルファンタジーVII」。これでもか、これでもかと様々な要素が詰め込まれ、スタッフの凄まじい意気込みを感じる。「社運をかけて」というのは、こういう仕事を言うのであろう。
自分が若かりし日に、このゲームに取り組んだ雑文が「ファイナルファンタジーVII日記」に記されていた。改めて読むとその表現の稚拙さに赤面するが、このゲームのボリューム感は伝わってくる。ゲームのシステムとしては、荒削りな部分もあるが、それでもこれだけのものを1990年代に生み出したエネルギーには感服する。植松伸夫の音楽も詩情にあふれ、素晴しい。
まさしく、ゲーム史に残る不滅の金字塔。
コメント