ニュートリノ、ニュートリノ、そしてニュートリノ
第一線で活躍している研究者が直接、高校生と向き合い、最先端科学の魅力を語る“楽しむ科学教室”の一環で、ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊氏の講演「ニュートリノ、ニュートリノ、そしてニュートリノ」を家族で見る。
素粒子物理学の歴史、カミオカンデ建設の経緯と成果などを、豊富な事例と分かりやすいたとえで高校生に語っている。
専門的な内容で、小学生の子どもたちには漠然としか分からなかったようだが、「チェレンコフ光」「陽子崩壊」といった言葉は刷り込まれたようだ。
ミクロの物理学とマクロの物理学の両端が、素粒子を介してつながるという冒頭の話は極めて興味深く、その後の説明でテーマがより明確になっていく構成は見事だった。
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