白い人
遠藤周作の芥川賞受賞作品「白い人」を、平幹二朗が朗読したCDを聴く。ナチスの侵攻前後のリヨンを舞台に、放蕩な父と敬虔なプロテスタントを母に持つ主人公の独白を通じて、悪意と神の存在との相克を描いた作品。
CD3枚組で、3時間近い朗読であるが、一時も飽きることはなかった。重みのある声で、人の深奥に踏み込む作品世界を明確な輪郭を伴って語っている。
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遠藤周作の芥川賞受賞作品「白い人」を、平幹二朗が朗読したCDを聴く。ナチスの侵攻前後のリヨンを舞台に、放蕩な父と敬虔なプロテスタントを母に持つ主人公の独白を通じて、悪意と神の存在との相克を描いた作品。
CD3枚組で、3時間近い朗読であるが、一時も飽きることはなかった。重みのある声で、人の深奥に踏み込む作品世界を明確な輪郭を伴って語っている。
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