龍馬伝 19
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第19回は、「攘夷決行」。歴史のうねりが高まり、長州はついに外国船に発砲する。下関事件の勃発であるが、このドラマでは史実の解説は極端に短く、時代背景がよく理解できないまま龍馬のまわりの人々のドラマが進行する。もう少し歴史的な事件をじっくりと描いてもらってもよいように思うのだが、この複雑な時代を極力あっさりとすますのは、制作方針なのだろうか。
その分、登場人物どうしのやりとりはじっくりと描かれている。今回も、龍馬と半平太の対面が陰影のある映像で巧みに心理を表現し、見応えがあった。
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