ラーメンズ第9回公演 『鯨』
アーティスティックな舞台で笑いを生み出すラーメンズの公演「鯨」。「ことわざ仙人」「超能力」「バースデー」「壷バカ」「絵かき歌」「count」「アカミー賞」「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」の8編が演じられる。
爆笑の中にも文芸的で芸術的なセンスがちりばめられ、実に完成度が高い。シンプルなゆえに、表情やパフォーマンスの豊かさが引き立つ珠玉の公演。
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アーティスティックな舞台で笑いを生み出すラーメンズの公演「鯨」。「ことわざ仙人」「超能力」「バースデー」「壷バカ」「絵かき歌」「count」「アカミー賞」「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」の8編が演じられる。
爆笑の中にも文芸的で芸術的なセンスがちりばめられ、実に完成度が高い。シンプルなゆえに、表情やパフォーマンスの豊かさが引き立つ珠玉の公演。
ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団によるベートーヴェン交響曲第2番、第6番が収録されたCD。
交響曲第2番は、推進力のある演奏で、聴いていて自然と楽しさと高揚を感じる。交響曲第6番は、ワルターの暖かみと明るさがにじみ出る演奏で、その美質でこの曲の良さが最高に引き出されている。「田園」の名演中の名演。
ワルターの音楽の素晴らしさがストレートに伝わる2曲のベスト・カップリング。
ベートーヴェン : 交響曲第2番、第6番「田園」
ベートーヴェン
ケント・ナガノ指揮、モントリオール交響楽団によるマーラー「大地の歌」。第1楽章の激しいオーケストラに対して、テノールのクラウス・フローリアン・フォクトは穏やかで繊細な歌唱で独特の境地を開く。バリトン、クリスティアン・ゲルハーエルの美声で、特に終楽章の情感が際立つ。たおやかな「大地の歌」。
マーラー:交響曲「大地の歌」
ナガノ(ケント) フォクト(クラウス・フローリアン) ゲルハーエル(クリスティアン)
ゆれる心を巧みにとらえたコントで独特の空気を生み出す「おぎやはぎ」。ドランクドラゴン、東京03とのユニット「東京ヌード」のコント3本も収録され、ディープなお笑いが展開される。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「結婚行進曲」「ボレロ」などクラシックの名曲をスーパーなアレンジで聴かせるCD。ピアノ・羽田健太郎、サックス・MALTA、ヴァイオリン・日色純一、アコーディオン・小林靖宏の4人を中心に、個性的なプレーヤーがノリノリの音楽を紡ぎ出す。脳天気なほど楽しいゴキゲンなアルバム。
COLLECTION
SUPER4 MAIKO
インバル指揮、フランクフルト放送交響楽団によるチャイコフスキー交響曲第5番のCDを聴く。メリハリのある演奏で、第4楽章の高揚感はなかなかのもの。
チャイコフスキー:交響曲第5番
フランクフルト放送交響楽団
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」第2部が放送される。2年目の最初、第6回は「日英同盟」。期待以上の出来映え。香川照之演じる晩年の正岡子規の病床六尺でのシーンでは、涙が止めどなく流れた。岩崎弥太郎から一転、正岡子規になりきっており、役者魂のすさまじさが感じられた。
広瀬とアリアズナとの心の通い合いを軸にしたロシアのシーンも、絵画的な映像の美しさに見とれる。ロシア文学の芳醇さを感じさせる重みがあった。日本の繊細な美とロシアの重厚な美が織りなす映像の見事さに、一瞬たりとも目を離すことができない回であった。
NHKスペシャルドラマ・ガイド 坂の上の雲 第2部 (教養・文化シリーズ)
司馬 遼太郎 野沢 尚 佐藤 幹夫 柴田 岳志 NHK「坂の上の雲」プロジェクト
ユーミンこと荒井由実のファースト・アルバム「ひこうき雲」。1973年の作品だが、繊細な空気を感じる歌詞と、最高のミュージッシャンに恵まれたアルバムで、今聴いても新鮮さを感じる。
ひこうき雲
荒井由実
森山良子の1969年の「カレッジ・フォーク・アルバム No.2」には、しっとりとした12曲が収められている。暖かみのある情感あふれる歌唱には癒される。名曲「さとうきび畑」が初めてレコーディングされた記念碑的アルバム。
秋吉敏子の自由闊達なピアノと、それを支えるプレーヤーが奏でる洗練されたジャズ・アルバム。個性溢れる8曲の演奏は、何度聴いても飽きない円熟の味わいがある。
ナイト・アンド・ドリーム
秋吉敏子
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