ガーシュウィン・ワールド
ジョージ・ガーシュウィンと彼に関わりのあったラヴェルなどの曲を、ハービー・ハンコックが豪華なゲストと共演したジャズ・アルバム「ガーシュウィン・ワールド」。
「サマータイム」では、ジョニ・ミッチェルが歌い、ハンコックのセンシティブなピアノにスティービー・ワンダーがハーモニカで加わる。「ブルーベリー・ライム」では、チック・コリアとのデュエットを繰り広げる。「プレリュード・イン C#マイナー」では、キャスリーン・バトルが歌い、幻想的な魅力を放つ。
オルフェウス室内管弦楽団と共演した「ララバイ」は、ハンコックのクラシックに対する素養が反映され、豊かな叙情をたたえた名演。ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調第2楽章のロマンチックな響きにも魅了される。
ガーシュウィンの曲を追求し、深い音楽性を示したハンコックの意欲作。
ガーシュウィン・ワールド
ハービー・ハンコック
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