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不朽の名曲「ミスティ」の初演を収録した、エロール・ガーナーのアルバム。何度聞いても素晴らしい。気品のある叙情と、心地よいスィング感に満ちたジャズの真髄を伝える名盤。
ミスティ
エロール・ガーナー
スピッツの1991年から1997年までのシングル・ヒット集。 デビュー曲「ヒバリのこころ」から1997年にリリースした「スカーレット」までが収められている。
「空も飛べるはず」「ロビンソン」「涙がキラリ☆」「チェリー」など、みずみずしいサウンドと宝石のような言葉が光る名曲の数々に溢れ、聴くほどに引き込まれるアルバム。
ANAの機内放送で流れた落語三席、三遊亭遊雀「堪忍袋」、昭和のいる・こいるの漫才、立川志の輔「新・八五郎出世」を収めたCD。
遊雀のテンポ良い落語、昭和のいる・こいるの余人の真似できない独特なボケとツッコミが小気味よい。志の輔の「新・八五郎出世」は、笑いながらジンとくる、絶妙の人情噺。
笑う全日空寄席 1
(趣味/教養) 三遊亭遊雀 昭和のいる・こいる 立川志の輔
山本精一が率いたフォークロックバンド「羅針盤」のファースト・アルバム「らご」。しっとりとした雰囲気で聴かせる曲が多い。
らご (SHM-CD)
羅針盤
野間脩平らの語り芝居による鬼平犯科帳シリーズ 『狐火』は、密偵おまさのエピソードを絡めた話劇。念入りに準備をし、人を殺めない「真のおつとめ」と、殺傷を伴う「急ぎ働き」との確執が描かれる。
「おつとめ」に象徴される、池波正太郎の創る世界観に感服する。
いよいよ、1年間待ちに待った「坂の上の雲」第3部が放送された。明治という時代の特質を語るオープニングのナレーションを聴いただけで、胸に熱いものがこみ上げてきた。
旅順攻略では、日本とロシアとの圧倒的な兵力差を見事に描いていた。そのリアリティには息をのむほどの力があった。
どの俳優も気迫のこもった熱演であったが、特に児玉源太郎を演じる高橋英樹の入魂の演技が素晴らしい。乃木希典の悲壮感を柄本明がにじみ出るように演じ、合理主義を貫く児玉源太郎との対照により、古からの日本と近代化とのせめぎ合いを悠然としたスケールでじっくりと表出していた。
「リンゴの唄」「港が見える丘」など、戦後間もない日本にほのかな彩りを与えた歌の数々が収められた「青春歌年鑑(戦後編)1 昭和21年~23年」。シングル盤のノイズを含んだ歌唱には、懐かしさと共に時代を超えた歌への思いが伝わってくる。
中でも、「胸の振子」「東京ブギウギ」「東京の屋根の下」など服部良一作品のモダニズムは、ひときわ輝いている。
青春歌年鑑(戦後編)1 昭和21年~23年(1946年~1948年)
オムニバス 岡晴夫 渡辺はま子 ディック・ミネ 二葉あき子 藤山一郎 平野愛子 竹山逸郎 霧島昇 並木路子 池真理子
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