八重の桜 4
NHK大河ドラマ「八重の桜」第4回は、「妖霊星」。会津藩では、英国が清国を攻めるなど、海外の動きが急であることを受け、兵制改革を進める命が下る。八重の兄、覚馬も禁足が解かれ、砲術による兵制整備の任が与えられる。
大老井伊直弼が日米修好通商条約を締結することから、激動の時代が始まる予兆を帚星の出現とからめ、今後のスケールの大きい展開を感じさせる。
林与一演じる島津斉彬、榎木孝明演じる井伊直弼など、風格を感じる俳優が競演し、映像に品格があり素晴らしい。「八重の桜」より前数年の大河ドラマに不足していたのは、このような登場人物の折り目正しさや所作の美しさではなかったか。
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