ぐんま教育フェスタ 佐藤学氏講演
群馬県総合教育センターの「ぐんま教育フェスタ」で、佐藤学氏の講演「協同的な学びによる授業の改革」を聴く。世界的な教育の潮流を踏まえた話は強い説得力を持ち、日本が目指すべき21世紀型教育の在り方が示された。
「質と平等」の同時追求、<聴く><つなぐ><もどす>という教師の役割などが豊富な具体例を交えて語られた。
佐藤氏の著作でその考えに触れる機会はあったが、直接ご本人から聴くと改めて「共同の学び」の場を実現し、「学びの質を高める」必要を感じさせられた。
佐藤氏の語りからは「子どもたちの学ぶ権利を一人残らず保証したい」という熱い思いが伝わり、感動を覚えた。
「ジャンプのある学び」をいかに具体化していくか、その点が課題であるが、日本の優れた教員が学び合うことにより、道は開けていくことであろう。
学校の挑戦―学びの共同体を創る
佐藤 学
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