八重の桜 32
NHK大河ドラマ「八重の桜」第32回は、「兄の見取り図」。京に上った八重と兄覚馬とは、覚馬の新しい妻をめぐって確執が生じる。アメリカでの新島襄や新政府参議たちのエピソードも挟まれる。
京を舞台に、新しい風に向かう人々が静かに描かれた回。
NHK大河ドラマ「八重の桜」第32回は、「兄の見取り図」。京に上った八重と兄覚馬とは、覚馬の新しい妻をめぐって確執が生じる。アメリカでの新島襄や新政府参議たちのエピソードも挟まれる。
京を舞台に、新しい風に向かう人々が静かに描かれた回。
柳家小三治の「マクラ」は、それひとつで新作落語のようである。「玉子かけ御飯」と「駐車場物語」の2編が収められている。玉子かけ御飯だけで、よく20分以上話せると感嘆する。「駐車場物語」は、人に対する温かい眼差しが感じられ、味わいがある。
映画「レッドクリフ Part1 」のオリジナル・サウンドトラックを聴く。勇壮なテーマ曲は名曲である。優美なメロディは壮大な映画のイメージを良く醸し、鮮烈なリズムは戦闘の緊迫感を高めている。岩代太郎はこの映画で、本当にいい仕事をしている。
レッドクリフ Part1 オリジナル・サウンドトラック
岩代太郎 alan
橋爪功が朗読する三国志60巻には、「針鼠」「柳眉剣簪」「鴛鴦陣」が収められている。
「柳眉剣簪」からは、劉備に孫権の妹を娶らせる話が、策のひとつとして進められる。戦続きの話だったが、このエピソードは、ホームドラマのようである。肩の力を抜いて楽しめる巻。
三国志(七) 望蜀の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志59巻には、「白羽扇」「黄忠の矢」が収められている。趙雲子龍の活躍と、武人としての頑なな気構えが印象に残る巻。
三国志(七) 望蜀の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
第二次世界大戦中の原爆開発、マンハッタン計画を描いた作品。陸軍のグローヴス准将と、科学者オッペンハイマーとの関わりを軸に描かれる。
TBSのドラマ「半沢直樹」第4話では、融資事件の黒幕が明らかになる。半沢は立ちはだかる国税の前にピンチを迎える。
銀行を舞台に、悪役、裏切り者などが次々登場し活劇が繰り広げられ、半沢の気っぷの良さと共に理屈抜きに楽しめるドラマ。人気も急上昇のようだ。
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
池井戸 潤
NHK大河ドラマ「八重の桜」第31回は、「離縁のわけ」。会津は下北の地に斗何藩として移封になり、貧しい土地で苦しい日々を送る。米沢の八重には尚之助からの離縁状が届く。また、兄覚馬が生きている知らせも伝わる。戊申戦争後の苦悩を淡々と描いた回。
橋爪功が朗読する三国志58巻には、「一掴三城」が収められている。荊州を攻める周 瑜を手玉にとり、劉備に国を得させる孔明の智謀が光る。橋爪功は、周 瑜の心理のゆれを遺憾なく表現している。
三国志(七) 望蜀の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志57巻には、「山谷笑う」「功なき関羽」が収められている。
赤壁の戦いで敗れた曹操は、わずかな手勢と共に追っ手から逃れるために、山谷を巡る。敗走、また敗走。次々と襲う敵から逃れる哀れな曹操の姿が描かれる。立ちふさがる関羽と、情けを請う曹操の場面に、橋爪功の気概が強く感じられた。
三国志(七) 望蜀の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
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