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橋爪功朗読 三国志 78

 橋爪功が朗読する三国志78巻には、「骨を削る」「建業会議」「呂蒙と陸遜」「笠」「荊州変貌」が収められている。
 いよいよ「出師の巻」である。ここに巻を区切ることの意味合いは、話が進むほどに重きを増してくる。
 関羽は、龐徳に受けた傷を名医華佗に治療させる。呉の呂蒙は、関羽が出陣した後の荊州を知略を巡らせて手中に収める。
 蜀軍の悲運が静かに忍び寄る様を、橋爪功はやや抑制した語りのうちにじっくりと醸している。
 

三国志 朗読:橋爪功 原作:吉川英治

三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
4101154597

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