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写楽はどこへ行った

 東洲斎写楽の謎に迫るドラマ「写楽はどこへ行った」。大岡信の脚本により、NHKで1968年に制作された作品。
 佐藤慶、山形勲、岸田今日子など、名優の気迫が伝わってくる。十返舎一九、葛飾北斎、喜多川歌麿など当時の文化を支える人々が、露口茂、山崎努、木村功などによって個性豊かに演じられる。1時間に満たない中で、当時の出版事情などもからめながら、写楽の人物像を浮かび上がらせていく。昔の作品の密度の濃さを実感させられる。
 江戸文化の粋を伝える珠玉のドラマ。 

NHKアーカイブス ドラマ名作選集 NHK劇場「写楽はどこへ行った」 [DVD]
大岡信
B000WCAH9K

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