
夏、金沢に行く。兼六園は、秋や冬のほうがより趣きがあるだろうが、意匠を凝らした庭の佇まいを楽しむことができた。

金沢市東山の茶屋街を、夕方に訪れる。徐々に暮れなずむ街路には、独特の風情があった。金沢市が保存に力を入れ、当時の雰囲気を保つことに努めている。

茶屋街の一角にある洋食屋「自由軒」の前を歩く猫も、心なしか自由を謳歌しているように見えた。

金沢駅には、2015年春に北陸新幹線が開通する。駅をとりまくデザインにも、ここぞとばかりに力が入っており、匠の街の意気込みが感じられた。

北の都を彩る夕焼けの寛やかな美しさに感動する。しばし、その色に見入っていた。
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