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岩地海水浴場

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 西伊豆の岩地海水浴場に行く。3年前に雲見温泉に行ったとき、民宿のおかみさんが、「岩地という素晴らしい海水浴場がありますね。」と言っていたので、ずっと気になっていた場所である。
 堂ヶ島から南に15分ほど車で走ると、岩地の入江が見える。朝6時に到着する。国道沿いの駐車場に停め、海側を展望できる場所に行くと、オレンジや青の屋根が海に映え美しい。その眺望は「東洋のコート・ダ・ジュール」と呼ばれるという。

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 今回の旅のメインは、シュノーケリング。北側のテトラポットのあたりに魚がいるとのこと。
 駐車場から眺めても、岩場付近の海は濃いグリーンを呈し、いかにも魚がいそうな雰囲気がある。

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 崖上の駐車場から5分ほど歩いて海岸に降りる。
 浜辺からも、海水の透明度の高さがはっきりと分かる。実に澄んだきれいな水である。

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 初体験のシュノーケル。ライフジャケットを身につけ、海に入ると水中の様子が克明に見える。体を水にならしながら、徐々に北側に泳いでいく。

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 テトラポットの付近に行くと、驚くほどたくさんの魚がいる。青い熱帯魚や、黄色、黒、大きさも様々な魚が悠々と泳いでいる。群れをなしている魚もおり、感動する。これほど海岸に近い場所に、多くの魚が集まっていることに感嘆する。いつまで見ていてもあきない。
 ただし、岩場であり急に深くなるので、子どもには絶対に注意が必要である。水の色をみても分かるように、かなり深く、ライフジャケットなどの装備なしでは危険である。海藻が繁茂し、足場もほとんどない。
 それにしても、水中を自然に泳ぐ魚の美しさには魅了される。シュノーケリングの楽しさを子どもたちも満喫したようだ。

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 岩場に近づかなければ、波静かな入江であり、実におだやかな海だ。風光明媚な山々を眺めながらのんびりと泳ぎや水遊びを楽しむことができる海水浴場である。

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 雲見温泉の帰りにも寄った湯治場「ほたる」を帰りに訪れる。土肥と修善寺の間にある船原温泉のひとつである。料金もリーズナブルで、気軽にさっぱりとできる。

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 早めの夕食を、三島の「にぎりの徳兵衛」でとる。最初に穴子一本焼を頼むと、皿からはみ出る迫力。どのネタも新鮮で、海の幸を堪能する。なかでも、イクラの食感には感動する。

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 夕日に映える富士山を眺めながら帰路に着く。
 シュノーケリングで海の豊かさを体感することができ、実りのある1日であった。

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