真田丸 4
NHK大河ドラマ「真田丸」第4話は、「挑戦」。いやあ、この回は素晴らしかった。
信長への対面を前に出会う真田昌幸・信繁父子と徳川家康。ユーモアを交えつつ、その後の伏線となる出会いであった。
その後に信長の長男信忠の前で繰り広げられる心理戦。こういった駆け引きが、近年の大河では希薄であったが、今回は一瞬たりとも目が離せない緊迫した気をはらんでいた。そして、信長が最終形態で堂々と登場し、風格を画面全体にみなぎらせる。
大河に欲しかったには、まさしくこの人と人との気迫のぶつかり合いで、それを体現してくれたが本当に嬉しい。
さらに、信長が明智光秀を罵倒したびりびりとした空気の後、すぐに本能寺の変。なんという急激な展開、濃密な時間、これぞ大河。よくやってくれたと快哉を叫びたくなった。それほど優れた脚本に飢えていたのだ。
緊迫感を保ったまま、波乱は次回に引き継がれる。これで日曜日の夜が俄然楽しくなった。
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