トットてれび 4
フリーになった黒柳徹子は、ニューヨークに旅立つ。 青森から上京するおばさん、田口ケイの役が素晴らしい。短い時間であるが、心をゆさぶるシーンであった。篠山紀信の激写、「たまねぎ頭」誕生の経緯など、楽しめるエピソードが満載。
見ている間、温かく幸せになれるドラマ。
フリーになった黒柳徹子は、ニューヨークに旅立つ。 青森から上京するおばさん、田口ケイの役が素晴らしい。短い時間であるが、心をゆさぶるシーンであった。篠山紀信の激写、「たまねぎ頭」誕生の経緯など、楽しめるエピソードが満載。
見ている間、温かく幸せになれるドラマ。
柳家小三治の落語「野晒し」のCDを聴く。まくらが30分と、延々茶飲みばなしのように話しているのであるが、これが絶妙に楽しい。演じ手も観客となって笑い、場の一体感がある。まさに話の達人である。
落語にスッとはいると、肩の力が抜けた独特のかるみを持った噺。いいあんばいの落語である。
ジャズにのめり込んで行く高校生を描いた映画「スウィングガールズ」のオリジナル・サウンドトラック。溌剌と楽しくビッグバンド・ジャズを演奏する様が伝わってくる。
SWING GIRLS オリジナル・サウンドトラック
サントラ SWING GIRLS 岸本ひろし ミッキー吉野
田中光二の小説「大いなる逃亡」は、思わずひきこまれる長編小説。鹿児島沖の孤島に不時着した飛行機の乗客に訪れる運命は…。息もつかせぬ物語がスピーディーに展開される。着想、プロットの妙が冴える冒険小説の傑作。
大いなる逃亡 (徳間文庫)
田中 光二
「イエスタデイ・ワンス・モア」太田裕美、「トップ・オブ・ザ・ワールド」森口博子、「涙の乗車券」斉藤由貴など、カーペンターズの名曲を14組の歌手が歌う。日本語の歌詞であり、雰囲気が様々であるが、原曲へのリスペクトは感じられる。
カーペンターズ・フォーエバー
オムニバス 岩崎良美 THE DUET 高木麻早 石野真子 庄野真代 太田裕美 森口博子 桑江知子 斉藤由貴 叶正子
NHK大河ドラマ「真田丸」第19話は、「恋路」。真田信繁と茶々、秀吉との関係を軸に濃密な心理劇が展開された。多彩な人々の競演に引き込まれるうち、いつの間にか番組が終わっていた。巧みな脚本には、時と身を委ねる心地よさがある。
黒柳徹子と周囲の人々を通してテレビの草創期を描いた「トットてれび」。第3回は、1961年のドラマ「若い季節」撮影のエピソード。生放送のドラマであり、セットが倒れてきたりとハプニングの連続の中で奮闘する出演者たちがほほえましい。
森繁久彌、渥美清、坂本九、植木等、三木のり平など、ブラウン管の文化を支えた人々の姿が生き生きと演じられ、勢いと温かみのある幸せな時代の空気を感じることができた。
青山忠によるマンドリン四重奏のCD。「シンコペーティッド・クロック」「ワルツィング・キャット」と軽快なアンダーソンの曲に始まり、「美女と野獣」「不思議の国のアリス」などディズニーのテーマ曲、「ムーランルージュの歌」などの映画音楽など、耳にやさしい14曲が収録されている。どの曲も美しいトレモロが夢見心地にさせてくれる。
四重奏の緊密で豊かなアンサンブルは何度も聴きたくなる魅力をもっている。特に、ピアソラ作曲の「リベルタンゴ」「オブリビオン」は緊迫感のある秀逸な演奏。
ビートルズが来日した年を名に冠したグループ、1966カルテットが奏でるCD。ビートルズの名曲が繊細なアレンジで蘇る。カルテットの緊密な演奏により、メロディの美しさが浮き上がる。
単なるカバーではなく、原曲の新たな魅力を引き出した瑞々しくエレガントなアルバム。
ノルウェーの森~ザ・ビートルズ・クラシック
1966カルテット 花井悠希 松浦梨沙 林はるか 長篠央子
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