空飛ぶ広報室 11
「意志あるところに道は開ける。」
航空自衛隊を舞台にした有川浩の小説を原作とするTBSのドラマ「空飛ぶ広報室」、最終話は、「2年後の再会~二人で大空に描く未来君の隣で見えた景色」。
東日本大震災の災害派遣を主軸にすえ、未曾有の困難に直面しつつも、前向きさを失わない人々の姿を描く。自衛隊で災害派遣に携わった人々の苦悩はいかばかりであっただろうか。
広報官、テレビ局、双方の物語を紡いできた面々のその後を写し、最後は明るく締めくくる。
自衛隊の広報という難しいテーマを、ラブ・ストーリーを絡めて軽やかに、かつ真摯に綴った心に残るドラマ。
空飛ぶ広報室 (幻冬舎文庫)
有川 浩
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