ウィリアム・ブレイクと神の世界
高崎市美術館で開催された「ウィリアム・ブレイクと神の世界」展に家族で行く。
ギリシャ神話や聖書の世界を描いた版画を中心とした展示。稠密な線で描かれた幻想的な挿絵には引き込まれるような魅力がある。聖書『ヨブ記』を描いた連作の挿絵が印象に残る。
ジョン・マーティンによるミルトン『失楽園』の版画では、幻想的で壮大な物語世界が展開され圧巻であった。
高崎市美術館に隣接する井上房一郎邸を久しぶりに訪れる。落ち着きのある空間に心を和ませる。
昼食後、高崎シティギャラリーに歩いて行き、「漢字三千年」展を見る。古代の動物の骨などに描かれた甲骨文字から、青銅器の内側に記された漢字など、漢字の変遷を歴史的文物で辿ることができ、興味深かった。
絵画、書と文化を味わい、夏休みの終わりの日を家族で有意義に過ごすことができた。
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