« ポップ・ミーツ・クラシカル | メイン | マスター・アンド・コマンダー »

読書という荒野

 幻冬舎を立ち上げた名編集長、見城徹の読書論。 自らの生い立ちに影響を受けた本をからませて綴っている。
 角川春樹との邂逅と、その後の猛烈な仕事ぶりの記述が印象に残る。 石原慎太郎に本を書いてもらおうと、その著書「太陽の季節」と「処刑の部屋」を一字一句暗記し、本人の前で暗唱し、仕事との関係が始まったなど、小説家とのエピソードはたいへん興味深い。
 編集者としての猛烈な生き様と、本に対するリスペクトが交錯する熱き書。

読書という荒野
見城 徹
4344033051

コメント

コメントを投稿

アクセスランキング

Ajax Amazon

  • Amazon.co.jpアソシエイト
  • UserLocal
  • Ajax Amazon
    with Ajax Amazon