キリング・フィールド
カンボジアの内戦、ポルポト治下の圧政を描いた映画「キリング・フィールド」。ニューヨーク・タイムズ記者としてカンボジア内戦を取材したシドニー・シャンバーグの実話を基にしている。1984年製作、ローランド・ジョフィ監督作品。
クメール・ルージュが支配する集団農場のシーン、逃亡先での荒涼たる映像が圧巻。カンボジア人記者を演じるハイン・S・ニョールは、4年間ポルポト時代に強制労働をさせられた経験を持つ。それゆえ、その不屈の風貌には説得力があった。
1984年のアカデミー賞における助演男優賞・編集賞・撮影賞の3部門を受賞した迫真の映画。
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