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坪田譲治童話選集 1

 安田祥子が朗読する坪田譲治の童話集を聴く。少年のこころはずむ日々を、明るく軽やかに語る。
 純真で傷つきやすい子どもの気持ちが、繊細な筆致で描かれ、なつかしさと切なさが入り交じった情感を覚える。

坪田譲治童話選集(1)
坪田譲治童話選集(1)

赤毛のアン

 1979年に放映されたアニメ「赤毛のアン」の音楽とハイライトシーンを収録し、ひとつのドラマにまとめたCD。高畑勲監督による不朽のアニメの名場面がよみがえってくる。
  三善晃、毛利蔵人が手がけた音楽の素晴らしさにあらためて感じ入る。

赤毛のアン

GOLDEN VOICE

 秋川雅史が華麗に歌うCD「GOLDEN VOICE」。どの曲もぶれずに同じ調子で歌うので、ある意味面白い。「マッティナータ」「ゴッドファーザー」「夜明けのうた」など12曲を収録。
 「気球に乗ってどこまでも」は、別の世界に連れて行かれそう。中島みゆきの「時代」は、しっとり感がどこかにいってしまい別の歌に聞こえる。「お祭りマンボ」はほんとに楽しめた。
 「Un Amore Cosi Grande」では、家人が「日本語で歌ってる? 『海原火事だ』って歌っていない?」と言う。一度そう思うとそれ以外の歌詞には聞こえないので困ったものだ。
  GOLDEN VOICEがゴージャスな音楽を伴い非日常へと誘うアルバム。

GOLDEN VOICE (通常盤)
GOLDEN VOICE (通常盤)

青の帰り道

 藤井道人監督の映画「青の帰り道」は、7人の若者たちが高校卒業後に悩みや葛藤をかかえながら生きる姿を描く、王道を行く青春映画。
 不幸な事件により制作が一旦頓挫した映画である。2017年8月に再び撮影が開始され、その現場を見る機会があった。スタッフの熱気と思い入れが感じられる現場であった。高校生を演じる皆さんが笑顔と共に輝いて見えた姿が印象に残っている。
 撮影が行われた前橋市の映画館で先行上映が行われ、家族で見に行く。藤井道人監督の美意識に溢れた映画であった。
 高校生の次男が、「今の時期に見てよかったと思える映画だった」と言っていた。青春映画に対する最高の褒め言葉ではないだろうか。

「青の帰り道」公式サイト

青の帰り道(レンタル版)

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