黒革の手帖(上)
松本清張の「黒革の手帖」は、元銀行員が銀座のママに転身し、地位のある男たちを手玉にとる小説。
銀行業務や経理に通じた女性が銀座のママとして客につけいるという設定が巧みで、裏事情を明るみに出す舞台装置が見事に構築されている。
上巻では、主人公と病院長とが対峙するシーンが圧巻。リアリティが実に周到なタイミングで炸裂する。
読み進むほどに凄みが増していく傑作サスペンス。
« いだてん 3 | メイン | 黒革の手帖(下) »
松本清張の「黒革の手帖」は、元銀行員が銀座のママに転身し、地位のある男たちを手玉にとる小説。
銀行業務や経理に通じた女性が銀座のママとして客につけいるという設定が巧みで、裏事情を明るみに出す舞台装置が見事に構築されている。
上巻では、主人公と病院長とが対峙するシーンが圧巻。リアリティが実に周到なタイミングで炸裂する。
読み進むほどに凄みが増していく傑作サスペンス。
コメント