007 ドクター・ノオ
007シリーズの記念すべき第1作、「ドクター・ノオ」は、1962年制作のイギリス映画。東西冷戦下のジャマイカを舞台に、緊迫したスパイ映画になっている。
ジェームズ・ボンドを演じるショーン・コネリーも、ギラギラした魅力を放っている。以降の作品のように、奇抜な秘密兵器が出てこないが、終盤の大がかりな舞台装置はシリーズの方向を決定づけた。そこに至るプロセスの緊張感は、他に抜きん出ている。
冒頭のテーマ音楽は高揚感がある。ぎらついた太陽のもとで展開される、大型スパイ・アクションの嚆矢。
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