道は開ける
「悩み」を克服する方法を具体的に述べたロング・セラー。たいへん分かりやすく書かれているが、背景には豊富な経験と人脈があり、哲学や科学の知見に裏打ちされている。
その説得力のある文章にふれるだけでも価値があるだろう。悩みを抱く人だけでなく、より良く生きることを見据えたい人にもすすめられる名著。
最近落ち込むことがあり、久しぶりにひもといたが、やはり心を癒してくれた。何度読み返しても得るところがある真の名著と実感する。
道は開ける 文庫版
ディール・カーネギー
「悩み」を克服する方法を具体的に述べたロング・セラー。たいへん分かりやすく書かれているが、背景には豊富な経験と人脈があり、哲学や科学の知見に裏打ちされている。
その説得力のある文章にふれるだけでも価値があるだろう。悩みを抱く人だけでなく、より良く生きることを見据えたい人にもすすめられる名著。
最近落ち込むことがあり、久しぶりにひもといたが、やはり心を癒してくれた。何度読み返しても得るところがある真の名著と実感する。
道は開ける 文庫版
ディール・カーネギー
「私をスキーに連れてって」のホイチョイ・プロダクションズが1999年にプロデュースした、自転車便のライダーを描く快作。これも「海猿」同様、たいへん心地よい青春映画だった。
脚本も練りに練ったようだ。飯島直子演じる主役が、ブランドに囲まれる優雅な生活から、倒産により一転、汗を流す仕事に関わり仲間と交流していく様が自然に描かれている。
かつての青春映画スター加山雄三が、若者たちと本当に楽しそうに演じていたのが印象に残っている。
メッセンジャー [DVD]
飯島直子 草ナギ剛 加山雄三 馬場康夫
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第十一回は、「将軍の涙」。織田は今川の侵攻におされ、窮地に陥る。織田信秀は、信長に嫁いだ帰蝶の父、美濃の斎藤道三に援軍を頼むが、道三はつっぱねる。明智光秀は、援軍が出せない旨を伝えに信長の元に行くが…。
斎藤道三、織田信長双方からいやな役目を押しつけられる明智光秀。その困った表情を見ているうちに、いつの間にか終わってしまった。今川、尾張、美濃、京と、光秀が行く先々で出会う人々を通して時代を描く脚本は、今回も見事。複雑なRPGを見ているような楽しさもある。
日本映画は「超大作」と銘打ったものはハズすことが多いのだが、青春映画は割と良作が多い。この作品も、素直によかった。
海上保安庁の潜水士を目指して訓練を積む若者たちの友情、恋愛と、オーソドックスな描き方だが、そのストレートさにたいへん好感が持てた。海でのシーンは、「亡国のイージス」より遙かに緊迫感があった。
テレビドラマの電車男を演じる伊藤淳史が、ここでも不器用だがひたむきな役を演じ、存在感を示していた。
君塚良一のテンポ良い脚本が生きている作品。いかりや長介の渋みある演技がよい。「羊たちの沈黙」「天国と地獄」などの犯罪映画へのオマージュとしての側面をもった力作。
「おはなしゆびさん~デトロイト・ロック・シティ」、「アルプス一万尺~ハイウェイ・スター」、「おおブレネリ~クロコダイルロック」、「母さんのうた~宇宙のファンタジー」、「かたつむり~恋の終列車」、「犬のおまわりさん - ボヘミアン・ラプソディ」など、童謡や日本歌謡とロック、ポップスを繋げるパロディに天才的な手腕を発揮するグッチ・裕三。
「ハッチポッチステーション ~ベスト・オヴ 江戸川サリバンショー~」では、ノリにノッた歌が次々と飛び出す。グッチーズの面目躍如たる一枚。
ファンタジーというと、日本では剣と魔法の世界という、画一的なイメージがあるかもしれない。しかし、ルネ・ラルー監督の1973年に公開された映画「ファンタスティック・プラネット」は、甘っちょろいファンタジーのイメージを払拭する、鮮烈なアニメーション。巨人が支配する惑星で、ペットのように扱われる人間を描く作品。
奔放なイマジネーションの飛翔に圧倒される。
ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団によるチャイコフスキー:交響曲第4番と、カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による幻想序曲「ロメオとジュリエット」が収録されたCDを聴く。
ムラヴィンスキーの指揮により、一糸乱れぬ演奏が繰り広げられる。ことに、終楽章のめくるめくスピードのオケの咆吼が圧巻。
カラヤンの「ロメオとジュリエット」は、終始美しい響きで悲劇を音楽に昇華する。
チャイコフスキー:交響曲第4番
ムラヴィンスキー
映画、アニメなど、こどもたちが親しみやすい英語の歌が25曲収録されたCD。子供用と思って聴いたが、ドライブのBGMにも良い。
ドナ・バーグが歌うジャジーな「When You Wish upon a Star 星に願いを」など、結構聴かせる曲も多い。明るく楽しい世界がつまったCDもなかなかいいものだ。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第十回は、「ひとりぼっちの若君」。織田信長の異母兄、信広の守る城が今川に攻められ陥落する。信広は捕らえられ、今川は織田信秀に、竹千代と息子との人質交換を要求する。
斎藤道三は、明智光秀に織田方の動向を探るよう命じる。光秀は帰蝶のご機嫌伺いを口実に、信長の居城に向かう。
信長と光秀の対面シーンの緊迫感がすごい。信長が茫洋とした表情になると、逆に怖さを感じる。信長と物怖じせず将棋を指し意見を述べる竹千代を演じる子役も見事。
ただ話をしているだけで見る側に緊張が伝わってくる役者と脚本が素晴らしい。
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