マッドマックス 怒りのデス・ロード
「希望はもたぬことだ。心が壊れたら 残るのは狂気だけだ。」
砂漠化し、荒廃した世界で、主人公マックスは巨大な砦に連行される。そこは、潤沢な水をもつ好戦的な集団が支配する城であった。
逃亡を企てた女性たちを、軍団が追跡するが…
一見、アウトローが跋扈するヒャッハーなノリに終始するかと思ったが、意外にヒューマンな面をもったストーリーであった。
ひたすら圧巻のスペクタクルに身を委ねられるアクション映画。
「希望はもたぬことだ。心が壊れたら 残るのは狂気だけだ。」
砂漠化し、荒廃した世界で、主人公マックスは巨大な砦に連行される。そこは、潤沢な水をもつ好戦的な集団が支配する城であった。
逃亡を企てた女性たちを、軍団が追跡するが…
一見、アウトローが跋扈するヒャッハーなノリに終始するかと思ったが、意外にヒューマンな面をもったストーリーであった。
ひたすら圧巻のスペクタクルに身を委ねられるアクション映画。
東野圭吾の小説「マスカレード・ホテル」を原作とする映画。高級ホテルを舞台に、予告殺人に立ち向かう人々を描く。
フロントスタッフとしてホテルで潜入捜査にあたる刑事を木村拓哉が演じる。刑事を指導するベテランスタッフに長澤まさみ。この二人のかけあいが、緊迫感のあるドラマに絶妙の味を与えてくれる。
舞台はほとんどホテル内部であるが、大胆なカメラワークを駆使し単調さを感じさせない。
ホテルに集う様々な人々を多彩な俳優陣が演じる、華やかなエンターテイメント作品。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調、この甘美な旋律に彩られた名曲を、自由闊達に弾くリヒテルの演奏には心底魅了される。1959年の演奏だが、古めかしさはいささかもなく、美しい響きに満ちあふれている。第2楽章などは、鳥肌が立つほど繊細で心ふるわせる叙情がある。
チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲、他
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
リヒテル(スヴャトスラフ) カラヤン(ヘルベルト・フォン)
クレヨンしんちゃん映画第23作「オラの引越し物語」。ひろしの異動により、メキシコに引っ越すことになった野原一家を巻き込む事件を描く。
メキシコの街並みがよく描かれ、現地のキャラクターもよく立っている。
海外を舞台としながらも、しんちゃんはマイペース。「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」のフーテンの寅さんを思わせる。
いろいろな要素がつまっており、最初から最後まで楽しませてくれる快作。
しんちゃんのとーちゃん、ひろしがギックリ腰になってしまう。治療を受けて帰ると、ロボットになっていたことに気付く。
クレしん映画22作目であり、初めてひろしが主役となった。父親の存在を問う感動作。
クレヨンしんちゃんの劇場版第11作「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で、富岡製糸場から前橋まで3人の女の子が主人公楫取素彦に会いに来るシーンを見て、この映画を思い出したことがある。「こんにちは」といって登場するのはよいのだが、富岡製糸場から前橋までは25km以上ある。馬車でいける身分でもなく、鉄道もまだ開通していない時代、徒歩では5時間以上かかる。往復10時間。すごいなあ。
「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」では、しんちゃんがいつの間にか自転車で箱根や熱海にいる。時間と空間を超越しているのだが、こちらはギャグまたギャグの楽しい作品で、そんなことは全く気にならない爽快さがある。
焼肉が必ず食べたくなる、ぶっとびクレしん映画。
ペットたちの活躍を描くCGアニメ「ペット2」。「ペット」の続編で、動物の描写や表情がより細やかになっている。桜が咲き誇るニューヨークから始まる。背景描写が素晴らしい。
気軽に家族で見られる映画。
岩手県出身の友人と話していて、懐かしい映画が話題になった。
『子どもの時に映画館で見た、「ポセイドン・アドベンチャー」は、今でも鮮明に印象に残っているね。実家の前が海だったから、巨大な津波が船を襲うシーンは人ごとではなく、ホント身震いがきたよ。』
大津波で真っ逆さまになった船内から脱出する人々を描く1972年の映画「ポセイドン・アドベンチャー」は、その濃密な人間ドラマゆえに、名作の地位を不動のものとしている。パニック映画は、極限状況で人々が見せる赤裸々な姿や彼らがとる行動を描くことに意味がある。それをはき違えて、単なるアクションに終始する作品のいかに多いことか。
余韻の残るこの映画の緊迫感は、一級の人間描写に支えられている。
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ロナルド・ニーム ジーン・ハックマン アーネスト・ボーグナイン
青函連絡船の転覆事故を背景にした強盗殺人犯とそれを追う刑事の姿を通し、戦後日本を描いた内田吐夢監督による映画「飢餓海峡」。16ミリフィルムで撮影され、独特の映像表現は見るものの心理に訴える。
三國連太郎、伴淳三郎、左幸子の味わい深い演技は、重厚なストーリーと共に印象に残る。人間の業を描いた名作。
究極のユーモアとでも言うのであろうか。すましこんで殺人を犯す紳士。チャップリンの凄みを感じ、慄然とした。チャップリンがアメリカを追われるきっかけともなった映画。
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