殺人狂時代
岡本喜八監督、仲代達矢主演の映画「殺人狂時代」。1967年のモノクロ映画であるが、いやあ、面白い。
謎の組織が次々現れ、まったく先の読めない展開にぐいぐい引き込まれる。
仲代達矢の茫洋とした演技と、天本英世の怪演に惹き付けられる。昭和の混沌と熱気が画面を通じて伝わってくる。
岡本監督のユーモアと美意識、エンターテイメント性が遺憾なく発揮された怪作。
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岡本喜八監督、仲代達矢主演の映画「殺人狂時代」。1967年のモノクロ映画であるが、いやあ、面白い。
謎の組織が次々現れ、まったく先の読めない展開にぐいぐい引き込まれる。
仲代達矢の茫洋とした演技と、天本英世の怪演に惹き付けられる。昭和の混沌と熱気が画面を通じて伝わってくる。
岡本監督のユーモアと美意識、エンターテイメント性が遺憾なく発揮された怪作。
テロにより人質として監禁された日本人たちが、自らのことを朗読で語り合う。それぞれが人生の一断片であり、閉鎖された環境でその言葉はいっそう輝きを増す。
小川洋子が描く、静かに心に響く小説。
長澤まさみ主演のドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版第1作。様々な手口で巨額の金をだまし取る詐欺師たちをコミカルに描く。
劇場版では、香港の大財閥である女帝を相手に面々が奮闘する。長澤まさみの活き活きとした演技がよい。
様々な小技が生かされた、気楽に楽しめるエンターテイメント。
コンフィデンスマンJP ロマンス編
長澤まさみ
「人生のメリ-ゴ-ランド」「Ikaros」「Spring」「Birthday」など、久石譲がピアノを弾いた自身の作品を集めたCD。
清冽な泉のように、美しいメロディと澄んだピアノの音が心をいやす。
「トータリー・ミニー」「ミニーのユー・フー!」「ルッキング・フォー・ロマンス(あなたに歌を)」 [バンビ]、宮殿での舞踏会/これが恋かしら [シンデレラ]、愛を感じて [ライオン・キング] 、とびら開けて [アナと雪の女王]など、ディズニー映画から愛の歌を集めたCD。
初期のモノラル録音の音源もあり、ディズニー映画の変遷を音楽から感じさせれくれるCDでもある。
「翔んで埼玉」は、「パタリロ」の魔夜峰央による漫画。東京に入るのに通行手形が必要な「埼玉」を徹底してさげすむ描き方をしている。しかし、それがあまりに極端であるがゆえに、ユーモアとして受入られる。根底には一種の郷土愛に貫かれているのがよいのかもしれない。
映画「翔んで埼玉」は、武内英樹監督による映画。二階堂ふみ、GACKTが思いきりのよい演技をしている。伊勢谷友介の怪演がよいスパイスになっている。
茨城もひどい描き方だが、群馬などは恐竜や謎の生物が跋扈する秘境という扱い。この極端さがよいのだろう。
翔んだ描写で楽しませてくれる突き抜けた映画。
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