水滸伝 十一 天地の章
北方謙三の「水滸伝」第十一巻、天地の章。樊瑞の動きをとおし、梁山泊の影の舞台、致死軍の動きが克明に描かれる。一方、宋の青蓮寺は、暗殺者史文恭を送り込む。
女性の騎兵隊長、扈三娘が物語に彩りを添える。史文恭の描写が秀逸であり、それゆえ明暗の対比が一層際立つ。
光と影が交錯する、書き手の懊悩すら感じさせられる深い奥行きをもった巻。
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北方謙三の「水滸伝」第十一巻、天地の章。樊瑞の動きをとおし、梁山泊の影の舞台、致死軍の動きが克明に描かれる。一方、宋の青蓮寺は、暗殺者史文恭を送り込む。
女性の騎兵隊長、扈三娘が物語に彩りを添える。史文恭の描写が秀逸であり、それゆえ明暗の対比が一層際立つ。
光と影が交錯する、書き手の懊悩すら感じさせられる深い奥行きをもった巻。
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