水滸伝 十六 馳驟の章
北方謙三の「水滸伝」第十六巻、馳驟の章。暗殺者の手が再び梁山泊に忍び寄る。梁山泊の致死軍は、宋の裏組織、青蓮寺を急襲する。
大規模な戦闘の合間に、双方の暗闘が描かれる。かと思うと、いきなりコミカルなエピソードが挟み込まれる。心を大きな振れ幅で揺らす巻である。
暗殺者とそれを追う者との会話がなぜか胸にしみいる。死と向かい合い続けてきた筆者にしか描けない場面であった。
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北方謙三の「水滸伝」第十六巻、馳驟の章。暗殺者の手が再び梁山泊に忍び寄る。梁山泊の致死軍は、宋の裏組織、青蓮寺を急襲する。
大規模な戦闘の合間に、双方の暗闘が描かれる。かと思うと、いきなりコミカルなエピソードが挟み込まれる。心を大きな振れ幅で揺らす巻である。
暗殺者とそれを追う者との会話がなぜか胸にしみいる。死と向かい合い続けてきた筆者にしか描けない場面であった。
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