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松本清張 家紋

 松本清張の短編小説「家紋」を、市原悦子が朗読したCDを聴く。北陸の信心深い土地で起った殺人をめぐる掌編。
 悲劇ではあるが、日本昔話を聴くような安堵感のある語りに自然と引き込まれる。小説家と語り部、それぞれの匠を感じさせてくれる。

家紋 (新潮CD)
松本 清張

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