志ん朝 真田小僧 駒長
古今亭志ん朝の落語「真田小僧」「駒長」を聴く。「真田小僧」は、子どもが父親に気を持たせながら語る描写が実に見事。駒長の夫婦のやりとりも微妙なおかしみ。
落語名人会(16)
古今亭志ん朝
古今亭志ん朝の落語「真田小僧」「駒長」を聴く。「真田小僧」は、子どもが父親に気を持たせながら語る描写が実に見事。駒長の夫婦のやりとりも微妙なおかしみ。
落語名人会(16)
古今亭志ん朝
志の輔の「宿屋の仇討」は、テンポのよさが実に心地よい。静けさを求める侍と、隣の部屋でどんちゃん騒ぎをする三人組の対比が見事。掛け合いの妙に時を忘れて聴き入る。
「千両みかん」は、志の輔が番頭のキャラクターを、この上なく楽しそうに演じている。場面が次々と移る、変化のあるストーリーがまたよい。
志の輔の落語は、つらいときでも、なんとかなるさと前向きな気持ちにさせてくれる寛やかさを持っている。
志の輔らくご 両耳のやけど2
立川志の輔
桂文珍による、ポピュラーな古典落語「宿替え」「饅頭こわい」のCDを聴く。
「見えていないことを逆手にとって、笑いの世界に落とし込んでゆく落語の楽しさ」がたっぷり味わえる。
志の輔の語りで、現代的な語り口からすっと古典落語の世界にはいってしまう。聴き手と心理的なコミュニケーションをとりながら、自然に人情味溢れる昔に誘ってくれる語りが心地よい。
志ん朝の落語「おかめ団子」は、親孝行を中心としながらも、押しつけがましくなく、後味良く聴かせる名人芸。「茶金」は、テンポのよさが光り、理屈抜きに楽しめる。
桂文珍の、ひろやかさを感じる語り口に自然と聴き入ってしまう。「後生鰻」は軽妙なマクラも魅力がある。囃子が入る「七段目」はここぞとばかりの熱演。
志の輔は落語のマクラが本当にうまい。「志の輔 らくごBOX」のディスク1に収められている「バス・ストップ」の禁煙ネタ、「猫の皿」のオーストラリアで会ったガイドさんの話など、ふわりと自然に笑わせてくれる。もちろん、新作落語「バス・ストップ」の夫婦のやりとりも、「猫の皿」の古美術商の独白も素晴しいのであるが、やはりマクラでぐいぐいっと引き込まれているからこそ、心から楽しめるのだろう。
志の輔 らくごBOX
内田勘太郎 
三笑亭可楽の落語「親子酒」「うなぎの幇間」「らくだ」を聴く。淡々と語るのだが、酔っぱらいの表現があまりに巧みで、酒が実にうまそうに感じる。うなぎを食す場面もたいそう旨そうで、無性にうなぎが食べたくなる。
八代目 三笑亭可楽 落語集(1)
三笑亭可楽(八代目)
柳家小三治による、「子別れ」上・中・下の通し口演のCDを聴く。
「子別れ」は、「下」が名作の誉れ高い。しかし、「上」の葬式帰りに吉原に寄る熊五郎の酔態、「中」の熊五郎と奥さんとのやりとりをじっくりと聴いた後、「下」に接すると、熊五郎の変わりようが鮮烈に感じられ、登場人物によりいっそう心を寄せられた。
2時間に渡る長丁場の落語だが、小三治の気迫のこもった語りにぐっと引き込まれた。真っ向勝負で人物の心のひだを表現した「下」の人情噺には、さすがに泣かされた。
ひとりが複数の人を演じる落語の凄みを実感させられる記念碑的口演。
立川志の輔の落語は、マクラがとてもいい。現代の日常をさりげなく切り取り、自然と古典落語の世界に繋いで行く。暖かみのある語り口、懐の深さを感じる噺の運びで、安心して語りの中にあそばせてくれる。
志の輔らくご 両耳のやけど3
立川志の輔 
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