篤姫 27
NHK大河ドラマ「篤姫」27回は、徳川家定の継嗣問題にからみ、井伊直弼と松平慶永のいずれを大老にするかをめぐる話。堺雅人が複雑な役どころを丹念に演じており、将軍家定の存在がこのドラマでは極めて印象に残る。
NHK大河ドラマ「篤姫」27回は、徳川家定の継嗣問題にからみ、井伊直弼と松平慶永のいずれを大老にするかをめぐる話。堺雅人が複雑な役どころを丹念に演じており、将軍家定の存在がこのドラマでは極めて印象に残る。
フジテレビ系列でドラマ「モンスターペアレント」の放送が7月1日に始まる。米倉涼子演じる、企業相手に辣腕をふるう弁護士が、学校現場に出向き理不尽な要求をする親と向き合うストーリー。
第1回は、遠足での写真に2枚しか娘が写っていないことをきっかけに、新米の教師を精神的に追いつめる親を、木村佳乃が演じていた。冷たい笑みに凄みすら感じる演技であった。
このドラマでは教育委員会も舞台にしており、やや戯画化されてはいるが、その役割を伝えようとする姿勢が見られる。そこでの教育長や職員の言葉から、学校の状況や問題の本質を少しずつ浮き彫りにしている。
今後、問題をより掘り下げたドラマとなることを期待したい。
小松尚五郎が、帯刀清廉と改名するシーンが添えられた。小松帯刀という、薩摩藩の改革や外交に大きな功績を残した人物に光を当てた点は、このドラマのひとつの成果。
「この木何の木、気になる木」「「どこまでも行こう」「新三共胃腸薬」「金銀パールプレゼント」「ふりむかないで東京の人」
これらの歌詞を見て、自然とメロディが浮かんでくる人も多いだろう。全て小林亜星が作曲したCMソングだ。日本が高度経済成長期から今日まで駆け抜けてきた文化のそこかしこに、小林亜星の作品が登場する。しかも、色あせずに残る形で。
「小林亜星CMソング・アンソロジー」は、彼が作曲した膨大な音楽の中から厳選した62曲が収められている。冒頭にあげた国民的愛唱歌とも言える名曲の数々や、サントリーのハイセンスな音楽、ダーバンの芸術性の高いインストゥルメンタルなど、その多様さと広がりに、ただただ圧倒される。
「酒は大関こころいき」、ストレートに日本人の心に迫る音楽の魅力に溢れ、これらCMが流れた時代を生きた喜びを感じることができるCD。
小林亜星CMソング・アンソロジー
CMソング
NHK大河ドラマ「篤姫」第25回は、将軍家定と惹かれ合う様を巧みに描く。また、大久保正助が、西郷隆盛と肥後細川藩の家老長岡監物と会見する際、席を外すように言われて悔しがる場面が印象に残る。表情豊かに演技する原田泰造が、後の冷徹な宰相、大久保利通へと、どのように変化していくのか興味深い。
ハリスが将軍家定に謁見する場面で、畳を何枚も重ねるなど、分かりやすい演出で子どもたちも楽しめたようだ。幕末の複雑な諸相をばっさりと単純に描き、ディテールに凝りつつもホームドラマのように家族で気軽に見られる形も悪くない。
1978年、日本テレビ系のチャリティ番組24時間テレビ「愛は地球を救う」のスペシャルアニメ第1弾として放送された「バンダーブック」。手塚治虫が演出・原案・構成を手がけ、ブラック・ジャック、ヒゲオヤジ、写楽など手塚キャラクターが続々登場する。また、様々なものに変身する「メタモルフォーゼ」への手塚のこだわりが随所に見られる。
チーフディレクター、キャラクターデザイン、美術構成では坂口尚が参加し、絵のクオリティの高さは、劇場版に匹敵する。
惜しげもなくアイディアとメッセージを詰め込んだ、手塚アニメの集大成ともいえる記念碑的作品。
100万年地球の旅 バンダーブック
坂口尚 手塚治虫 
尾田栄一郎の大河漫画「ワンピース」の単行本が50巻に到達した。ひとつながりの話として、よくぞここまで書いたと感心する。勇気と友情、正義と希望という少年漫画の王道を堂々と進み、巧みな伏線を幾重にも張り巡らしながらの到達である。スリラー・バーク編もようやく区切りがつき、新たなステージへと向かうようだ。
テレビアニメは遅々として進まないが、原作を追い抜く訳にいかないので、仕方ないのだろう。制作側の苦労がしのばれる。
スリラーバーク編のラストは、男気を全面に出した骨のあるドラマになっていた。進みが遅いとは言え、作画が丁寧であるため、子どもたちと一緒にアニメをついつい見てしまう。
NHK大河ドラマ「篤姫」第23回は、「器くらべ」。篤姫は次の将軍候補、一橋慶喜と徳川慶福、後の家茂の双方と対面する。慶喜の冷徹さ、慶福の貴公子然とした言動、どちらも興味深かった。
家定が戯れに手に持った器から火花を出し、本寿院が「心の臓が飛び出るかと思いました」というシーンがあった。子どもたちは「心の臓」という言葉がなぜか気に入ったようだ。
ルパン三世テレビシリーズ第2期の音源を、作曲者大野雄二自身がリミッスクしたCD。各パートの音が明瞭になり、ルパン三世の音楽がたいへん凝った作りであることを実感した。サンドラ・ホーンの歌う「ラヴ・スコール」は、間奏部分に歌手の台詞がはいっているヴァージョン。テレビ放映の際には、甘くなりすぎるとの理由でカットされたもの。
大野雄二の音作りの細やかさが、冴え渡るサウンドから伝わってくる。
ルパン三世クロニクル スペシャル LUPIN THE THIRD THE ORIGINAL-NEW MIX 2005-REMIXED BY YUJI OHNO
秋元康 千家和也 YOU & THE EXPLOSION BAND 
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