堀江美都子 One Voice
「銀河鉄道999」「炎のたからもの」「世界の約束」など、アニメの曲を堀江美都子がカヴァーしたCD。円熟の歌唱と粋なアレンジで曲の魅力を伝えてくれるアルバム。
「銀河鉄道999」「炎のたからもの」「世界の約束」など、アニメの曲を堀江美都子がカヴァーしたCD。円熟の歌唱と粋なアレンジで曲の魅力を伝えてくれるアルバム。
堀江由衣が歌う、アニメ・タイアップ曲のベスト・アルバム。オープニングをキャラクターが素朴に歌うことで、アニメのイメージを豊かに作り上げている。実力派声優、堀江由衣のプロ意識を感じさせてくれる。
坂本龍一のピアノ・アルバム「BTTB」。ラヴェルやサティを彷彿させる響きがあるが、突如実験的な音楽も現れる。ロマン派的な趣の曲もあり、気持ちの赴くままに奏でられるピアノが独特の空気を生み出す。
柳家小三治が、まくらだけを語るCD。2002年7月14日の口演を収録。とりとめもない話が延々と続くのだが、その語り口にひかれずっと聴き入ってしまう。
初恋の人に別れを告げられたところで突然終わってしまい、なんでこんな中途半端なと思ったが、2枚目のCDがあることに初めて気づいた。2枚組で85分に及ぶオンリーまくらであるが、まったく飽きない。境地に達した至芸であろう。
春風亭昇太が落語家30年を記念して作成したCD。栗コーダーカルテットとのコラボによる「吉田さんのソファー」など、独自の噺が展開される。「城好きの人」など、自らの歌も入った好き放題のCD。
It’s Show Time「ざぶとん」と「おたまじゃくし」
春風亭昇太 ザ・フルーツ SWA(林家彦いち 三遊亭白鳥 春風亭昇太 柳家喬太郎)
寺山修司が作詞をした曲と、詩の朗読が収められた2枚組CD。1枚目には、フォーリーブス「涙のオルフェ」、カルメン・マキ「時には母のない子のように」、本田路津子「戦争は知らない」、愛川欽也「山羊にひかれて」、「与謝野晶子」朝丘雪路など、陰をたたえた独特の情感をもった曲が多い。
2枚目は、詩の朗読である。詩も叙情豊かで味わいがあるが、バックの音楽も素晴らしい。内藤洋子、萩原朔美、竹脇無我などが山木幸三郎の欧風なしゃれた音楽にのって朗読し、しばし時を忘れて聴き入る。
レーシングカーの事故で亡くなった福沢幸雄に捧げた「男が死ぬとき」は、詩も音楽も極めて印象に残る。
深い叙情をたたえたアルバム。
北国の港町に迷い込んだ娘と土地の若者の心が交錯する。祭囃子のにぎわいの合間にふとみた地獄絵。生と死の境をたゆたう若者たちの姿を描いた寺山修司の叙事詩。
寺山修司作のラジオ・ドラマ「山姥」のCDを聴く。1964年、28歳の作品だが、姥捨て伝説をモチーフに、狂言の形式を取り入れたドラマは、鮮烈な印象を残す。イタリア賞国際コンクール・グランプリ受賞作品。
寺山修司が手がけたNHKのラジオ・ドラマのCDを聴く。1963年の「犬神歩き」1964年の「箱」が収録されている。「犬神歩き」は、犬神に憑かれた母親の姿を通して、因習と孤独を描く凄惨な話。
「箱」は、一転、軽やかに飛び交う言葉と湯浅穣二作曲の児童合唱が彩る大人の寓話。
”アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション”は、1957年の演奏だが、音質がたいへんクリアで、臨場感のあるジャズが楽しめる。
特に、トップの名曲”YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO”の演奏は素晴しい。
最近のコメント