ポリーニ ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

 ポリーニのピアノ、アバド指揮、ウィーンフィルによるブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴く。
 ダイナミズムと繊細さ、重厚なオーケストレーションと変化に富んだメロディなど、様々な要素が交錯する大曲を、ピアノとオーケストラが一体となり格調高く歌い上げる。

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ポリーニ(マウリツィオ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 アバド(クラウディオ)
B00006BGSJ

カラヤン チャイコフスキー交響曲第4番

 カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるチャイコフスキー交響曲第4番の演奏を聴く。
 精緻な中に、感情の盛り上がりがあり、聴き応えがある。第2楽章の優美さは格別。第4楽章のダイナミックな演奏もカタルシスを感じる迫力。
 併録されているイタリア奇想曲も、親しみやすいメロディが次々と現れ、楽しめる。ロシアの重厚さとイタリアの明朗さが混在するユニークな曲。

チャイコフスキー:交響曲第4番
カラヤン(ヘルベルト・フォン) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
B000I0S8O2

たけくらべ

 樋口一葉の「たけくらべ」を幸田弘子が朗読したCDを聴く。美しい日本語が息づく、引き込まれる朗読。

樋口一葉作品集(1)たけくらべ
朗読 幸田弘子
B00005GMPO

ヴェルディ ファルスタッフ

「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった。」

 ヴェルディが80歳で作曲したオペラ「ファルスタッフ」。その作品は力強く、生きる喜びを謳歌している。
 「マネジメントの発見者」、「知の巨人」といわれる社会学者ドラッカーは、学生の頃「ファルスタッフ」を聴き、大きな衝撃を受けた。80歳でこの生気に溢れた曲を書いた理由について述べた、冒頭に掲げた言葉は、ドラッカーにとって心に消すことのできない刻印となった。以来、ドラッカーはヴェルディの言葉を道しるべに完全を追求して研究に取り組み、膨大な著作を残した。それらは、深い洞察を伴い、現代の組織の在り方、社会の仕組みに多大な変化をもたらした。
 ヴェルディ最後の音楽は、後世の社会に大きな影響を与えることとなった。

ヴェルディ:ファルスタッフ 全曲
ターフェル(ブリン) ベルリン放送合唱団 ハンプソン(トーマス)
B00005MMGV

小曽根真 フォーリング・イン・ラヴ・アゲイン

 「フォーリング・イン・ラヴ・アゲイン」は、ポピュラー、ジャズ、クラシックなどの垣根を越えた小曽根真のピアノ・ソロ・アルバム。自然にあふれ出す音楽が素晴しい。美しいメロディとスリリングな即興がバランスよく配され、何度も聴きたくなる魅力的をもったアルバム。

フォーリング・イン・ラヴ・アゲイン
小曽根真
B000TLYE3Y

ワルター ベートーヴェン交響曲第4番・第5番

 ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団による、ベートーヴェンの交響曲第4番・第5番のCDを聴く。
 第4番は、序奏から第1主題に進む過程の高揚感がいい。ワルターの懐深い指揮で、第1楽章はことに生き生きと奏でられる。
 第5番は、第2楽章の泰然とした歩みに、ワルターらしさを感じる。第1楽章から第4楽章を通して、切迫した精神性より、人生を肯定する明朗さを感じる演奏。

ベートーヴェン:交響曲第4番&第5番「運命」(紙ジャケット仕様)
ワルター(ブルーノ) コロンビア交響楽団 ベートーヴェン
B000MAFYIQ

アンサンブル・プラネタ エトワール

 クラシックをアカペラで歌うグループ、アンサンブル・プラネタのアルバム「エトワール」。「アヴェ・マリア」「グリーンスリーヴス」「シシリエンヌ」などの名曲が、澄んだ声でしなやかに歌われる。7曲30分と、収録時間は短いが、美しいハーモニーに癒される1枚。

エトワール (CCCD)
アンサンブル・プラネタ 書上奈朋子 池城淑子
B0000C9VIN

ブラスの祭典

 シエナ・ウインド・オーケストラ演奏の「ブラスの祭典」を聴く。佐渡裕の指揮によって、旋律が息づく。どんなに大きく鳴らしても響きに透明感があり、アンサンブルの見事さを誇っている。

ブラスの祭典
シエナ・ウインド・オーケストラ 佐渡裕
B00005HI6Q

のだめカンタービレ in ヨーロッパ 2

「君はここに何をしに来たの?」

 「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」第2話は、上野樹里演じるヒロインの成長物語。日本でのコンサートでヒロインの才能を見いだしたコンセルヴァトワールのオクレール教授と、のだめとのやりとりが素晴しい。
「君がそうやって言いたいこといっぱいあるみたいに、他の作曲家だって言いたいこといっぱいあるのに。君はその声を本能的に感覚的にしかとらえない。」
 明るく色彩豊かな物語の中に、音楽の本質をきちんと据えたドラマになっている点が、大きな魅力。

 地元のオーケストラ奏者からいただいた年賀状に、昨年は定期演奏会で満席の状態が続いたと記されていた。「のだめカンタービレ」は、日本のクラシック文化に確実に貢献している。

フジテレビ 「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」

のだめカンタービレ in ヨーロッパ 1

 ドラマ「のだめカンタービレ」のヨーロッパを舞台としたスペシャル番組が放送される。クラシックの本場で繰り広げられるドラマは、充実した2時間半であった。ギャグとアクションを交えながらも、音楽の良さを伝える筋の通った原作が、ドラマを支えていた。伝統の重みがあるヨーロッパのホールで行われる指揮者コンクールのシーンは、華やかさと緊迫感があり、見事に第1話を締めくくった。

フジテレビ 「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」

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