グッドフェローズ
マーティン・スコセッシ監督によるマフィア映画。レイ・リオッタ演じる青年が、マフィアの中で生きていく様をリアルに描く。テンポのよい展開と、ロバート・デ・ニーロなど名優たちの演技にひきこまれる。ジョー・ペシの怪演が陰影のある緊迫感を生み出している。
マーティン・スコセッシ監督によるマフィア映画。レイ・リオッタ演じる青年が、マフィアの中で生きていく様をリアルに描く。テンポのよい展開と、ロバート・デ・ニーロなど名優たちの演技にひきこまれる。ジョー・ペシの怪演が陰影のある緊迫感を生み出している。
ブロードウェイの劇場で、ミュージカルのオーディションを受ける若者たちの姿を描く映画「コーラスライン」。リチャード・アッテンボロー監督による1985年の作品。
冒頭の大勢のダンサーが舞踏を繰り広げるシーンから引き込まれる。最終選考に選ばれた若者たちが、過去を告白しながら踊るシーンは、映画であるのに舞台を見ているかのような現実感と躍動感がある。
「遠すぎた橋」「ガンジー」など大作を手がけた巨匠であり、「大脱走」など俳優としても活躍した監督が、愛着を込め制作したミュージカル映画。
セル・アニメの姫や王子、女王が実写となってニューヨークの街に現れるディズニー映画。数々のディズニー作品へのオマージュとなっている。
エイミー・アダムス演じるジゼル姫が、動物たちと部屋を掃除するシーンは圧巻。
戦時中の日本で、検閲官と喜劇作家とのやりとりを描く三谷幸喜の舞台を基にした映画「笑いの大学」。役所広司の検閲官が絶妙の味わいを出している。喜劇作家を演じる稲垣吾郎のひたむきな雰囲気も良い。
陰影を含んだ昭和の熱気が、星護監督の丁寧な演出により豊かに醸し出される。
三谷幸喜自身の笑いへの情熱が集約された映画。
アンドレ・プレヴィンがピアノやチェンバロを奏でる映画音楽等のポピュラー・ミュージック集。軽快なピアノとエレガントなバックによる粋なサウンドで、BGMに好適。
ポピュラー・プレヴィン
アンドレ・プレヴィン
刑事コロンボ 「闘牛士の栄光」は、メキシコで事件に関わるはめになるコロンボを、エキゾチックな雰囲気のうちに描く。
「魔術師の幻想」は、マジックの舞台裏が興味深い作品。
伊坂幸太郎原作の映画「ゴールデンスランバー」。首相暗殺の濡れ衣を着せられた男を堺雅人が好演。
ハリソン・フォード主演の「逃亡者」の緊迫感は薄く、高倉健主演の「君よ憤怒の河を渉れ」のギトギトとした熱さもあまり感じられない。クライム・サスペンスの形式だが、ファンタジー的な趣がある。
個の強さはあまり強調されず、全体としてフレンドリーな雰囲気が、いかにも現代的な作品。
三谷幸喜監督2作目の映画「みんなのいえ」。田中直樹、八木亜希子演じる夫婦が家を建てる際の騒動を描いたコメディ。唐沢寿明演じるデザイナーと田中邦衛演じる大工の棟梁の関係が面白くも深みを持って描かれる。
ちょい役で、中井貴一、真田広之、明石家さんまなどが登場する三谷幸喜作品ならではの贅沢な布陣。
アル・パチーノ主演、シドニー・ルメット監督による1975年の映画「狼たちの午後」。実際の銀行強盗事件を基に描かれ、リアリティのある映像には緊迫感がある。
ジョン・カザールの孤独な雰囲気を漂わせた独特の存在感、人質たちの個性溢れる面々など、限定された空間で濃密な演技が展開され、目が離せない。特に、アル・パチーノの狂気と冷静さがないまぜになった迫真の演技には引き込まれる。
アカデミー賞脚本賞受賞作品。
銀行強盗に入った3人組と人質にとられた人々との奇妙な連帯感を描いた、金城武主演の映画「スペーストラベラーズ」。「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督によるアクションコメディであり、数々の映画のオマージュがちりばめられる。下敷きになっているのは、「狼たちの午後」であろうか。
挿入されるアニメの出来が良く、そちらのストーリーが気になる。
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