恐怖音楽
クラシックから、恐怖を表す音楽を集めたCD。「怖い」というより、不安を醸し出す音楽が多い。非日常を表現し、独特の効果をあげているものが多く興味深い。
映画で用いられた、「2001年宇宙の旅」でモノリスの存在感を示したリゲティ作曲「アトモスフェール」や、ジェリー・ゴールド・スミス作曲「オーメン」のテーマは、さすがに凄い音楽だと実感する。
恐怖音楽
ショルティ(サー・ゲオルグ) オムニバス(クラシック) トーマス(メアリー) リーゲル(ケネス) ゲルネ(マティアス)
クラシックから、恐怖を表す音楽を集めたCD。「怖い」というより、不安を醸し出す音楽が多い。非日常を表現し、独特の効果をあげているものが多く興味深い。
映画で用いられた、「2001年宇宙の旅」でモノリスの存在感を示したリゲティ作曲「アトモスフェール」や、ジェリー・ゴールド・スミス作曲「オーメン」のテーマは、さすがに凄い音楽だと実感する。
恐怖音楽
ショルティ(サー・ゲオルグ) オムニバス(クラシック) トーマス(メアリー) リーゲル(ケネス) ゲルネ(マティアス)
一流ファッション誌のカリスマ編集長のアシスタントとなり、奮戦する女性の姿を描いた映画「プラダを着た悪魔」。編集長から次々と繰り出される命令に必死で応じていくアシスタントをアン・ハサウェイが好演している。
編集長は、文句のない貫禄を身に付けたメリル・ストリープ。青いベルトを選ぶ場面は、プロフェッショナルの心意気を示す名シーン。「悪魔」といわれるが、自らの仕事に信念を持ち、新しい波を作り出していく様は経営者の理想的な姿かもしれない。メリル・ストリープは、自らの感情をブランドで覆った役どころを見事に演じきっている。
ハイセンスなファッションに溢れたテンポのよい快作。
松本サリン事件をモチーフにした熊井啓監督の映画「日本の黒い夏」。
事件の渦中となった河野家には、熊井監督自身も幼少の頃に出入りをしており、サリン事件は地元での事件であった。松本の豊かな自然とは対照的な緊迫したリアリズムが感じられる。
地元テレビ局にインタビューをする高校生を遠野凪子が凛然と演じ、印象に残る。DVDには容疑をかけたれた河野義行氏自身の証言も収録されており、当時の状況や心情が語られている。
刑事コロンボシリーズの「さらば提督」は、シリーズ屈指の異色作。この作品でシリーズを閉じる意向もあったようで、独特の終わり方をする。
「ルーサン警部の犯罪」は、人気ドラマシリーズの主人公を 「スタートレック」の船長役で有名なウィリアム・シャトナーが演じる。テレビの役とはいえ、警部どうしの推理の応酬など、アクティブなやりとりが楽しめた。
「さらば提督」「ルーサン警部の犯罪」
紀元前480年、スパルタ王レオニダスは、わずか300名の軍勢で100万のペルシア軍を迎え撃つ。筋肉美あふれるスパルタの男たちと、奇兵を次々と繰り出すペルシャ軍との激烈な闘いが、CGやストップモーションを駆使して描かれる。
首が飛ぶなどのシーンは多いが、絵画的な美しさのある画面構成に支えられ、思ったほど残酷さは感じられない。むしろ、意外に史劇としての重みをもった雰囲気が加味され、良くできたエンターテイメント作品という印象が残る。
二代目のドンとなるアル・パチーノの苦悩と、ロバート・デ・ニーロ演じる若き日の初代ドンがのぼりつめていく様を交互に描く。そのスケールと質において第1作を凌ぐ数少ない作品。
敵であるハイマン・ロス役のリー・ストラスバーグの演技には、独特の深みを感じる。
ゴッドファーザー PARTⅡ<デジタル・リストア版> [Blu-ray]
フランシス・フォード・コッポラ
この映画全体から漂う重厚さは何なのだろう。どの役者も圧倒的な力をもって迫ってくる。血で血をあらうファミリーの抗争、家族の絆と愛憎、そのリアルさはまさに圧巻。特に、マーロン・ブランドの底知れぬ存在感と、頭角を現すアル・パチーノの緊迫した演技には目が離せなかった。
ニーノ・ロータの哀切きわまりない音楽も名画を名画たらしめている。
ヒッチコック監督による1955年の映画「泥棒成金」。ケイリー・グラントとグレイス・ケリーが共演した。地中海に面したリヴィエラで繰り広げられる小粋なサスペンス。美男美女の競演、風光明媚な風景やイーディス・ヘッドによる華麗な衣装など、目の保養になる。タイトルの泥臭さとは違い、洗練された大人の映画。
1977年に公開された「宇宙戦艦ヤマト」劇場版DVDを家族で見る。1974年に放送されたテレビシリーズの総集編だが、よくまとめられている。ワープ航法、放射能除去装置、硫酸の海など、あらためてそのイマジネーションの豊かさに圧倒される。宮川泰の各シーンにふさわしい見事な音楽も、この作品の価値を大いに高めた。
まさに、SFアニメの金字塔であり、後のアニメがこの作品から受けた影響は計り知れない。
最近のコメント