特捜部Q ~檻の中の女~
デンマークの映画「特捜部Q ~檻の中の女~」は、北欧を舞台としたサスペンス。
トーンの統一された映像で、事件を追う刑事の姿をじっくりと描く。骨太の脚本、魅力的な人物像で見る者を惹き付ける良作。
デンマークの映画「特捜部Q ~檻の中の女~」は、北欧を舞台としたサスペンス。
トーンの統一された映像で、事件を追う刑事の姿をじっくりと描く。骨太の脚本、魅力的な人物像で見る者を惹き付ける良作。
「ガタカ」は、遺伝子操作によって人々が隔てられた社会を描いたSF映画。アンドリュー・ニコル監督による1997年公開作品。
遺伝子操作によって優れた知能と体力をもった「適正者」に対し、自然妊娠で生まれた者は「不適正者」とされ、社会的にも劣る存在と見なされていた。「不適正者」である主人公が、「適正者」の仕事である宇宙飛行士を目指しあらゆる手を尽くす。
遺伝子をめぐる倫理を現実社会に反映させてリアルに表現した深みのあるSF映画。
パイロット、医師、弁護士などになりすます若き天才詐欺師と、それを追うFBI捜査官を描いた映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。2002年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。
レオナルド・ディカプリオが家庭内の不和から詐欺師になっていく繊細かつ大胆な主人公を演じる。追う側のトム・ハンクスは非情一徹な捜査官というより、温かみが感じられる役柄。犯罪を扱っているが人間味あふれる映画となっている。
孤児院から女の子を引き取った一家の運命を描くサスペンス「エスター」。
緊迫感に満ちた作品。イザベル・ファーマン、アリアーナ・エンジニアなど、子役の演技があまりに見事。
「パッセンジャーズ」は、アン・ハサウェイ主演のサスペンス映画。主人公は飛行機事故で生き残った5人の乗客の心の傷を癒そうとするが、現実は錯綜していく。
アン・ハサウェイの美貌が映える心理ドラマ。
「アイデンティティー」は、ジェームズ・マンゴールド監督による2003年製作のアメリカ映画。大雨で道路が寸断され、モーテルに集まった人々を襲う惨劇を描く。最初はコメディ風であるが、徐々に人々を襲う恐怖が高まっていく。ミステリー風サイコ・スリラー。
ヴィクトル・ユーゴーの小説「レ・ミゼラブル」を原作とするミュージカル映画。2012年公開のトム・フーパー監督作品。
全編台詞は歌となっており、音楽にのせて物語はテンポよく進む。ジャン・バルジャンをヒュー・ジャックマンが演じる。追う側のジャベール警部をラッセル・クロウが演じ、貫禄の歌唱をみせる。薄幸の女性ファンティーヌを演じたアン・ハサウェイはアカデミー賞助演女優賞を受賞した。
激動期のフランスを舞台にした群像劇を、映像技法を駆使して壮大に描いたミュージカル巨編。
人工知能と人間との対峙を描く映画「エクス・マキナ」。2015年公開のアレックス・ガーランド監督作品。
検索エンジンの企業に勤める青年が社長の別荘に招かれ、完全な言語能力を持つロボットと出会うことになる。
人間のAIロボットに対する心理を軸としながら、独特の映像でサスペンス溢れる展開がなされる。シンプルであるがゆえに、見る者を巧みに惹き付ける。
アカデミー賞視覚効果賞受賞作品。
赤川次郎原作の角川映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」。薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦が演じた「セーラー服と機関銃」には及ぶべくもないが、榎木孝明、伊武雅刀、武田鉄矢、谷川博己など俳優陣は豪華。
高崎市内を中心に群馬県内で撮影され、興味深い。脚本はグダグダだが、橋本環奈が頑張っていた。その健気さに支えられている映画。
007シリーズ第8作「死ぬのは奴らだ」。ジェームズ・ボンド役をロジャー・ムーアが初めて演じた1973年公開作品。
アメリカやジャマイカを舞台としている。当時のアメリカの景色も楽しめる作品。ヘビ、ワニ、サメなど、生物兵器もボンドを出迎える。ロジャー・ムーアの軽妙なボンドが土着的な舞台で大立ち回りを演じ、独特の雰囲気を醸している。
ポール・マッカートニー&ウイングスのテーマ曲が素晴らしい。
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