プロデューサーズ
「プロデューサーズ」は、ブロードウェイのミュージカル業界を舞台にしたコメディ映画。
メル・ブルックス監督による、2005年の映画を見る。鬼才、メル・ブルックスによる突き抜けた笑いに満ちている。特に、「春の日のヒトラー」は圧巻。
「プロデューサーズ」は、ブロードウェイのミュージカル業界を舞台にしたコメディ映画。
メル・ブルックス監督による、2005年の映画を見る。鬼才、メル・ブルックスによる突き抜けた笑いに満ちている。特に、「春の日のヒトラー」は圧巻。
伊丹十三監督の映画「スーパーの女」。宮本信子演じる主婦がスーパーを立て直す話。
伊丹監督らしく、スーパーの裏側も丁寧に描き、様々な要素を無理なく盛り込み、極上のエンターテイメントに仕上げている。
1957年10月5日、ソ連の人工衛星スプートニクを夜空に見て触発された高校生が、ロケットの打ち上げに挑む映画「遠い空の向こうに」。炭坑夫の父親に反対されながらも、仲間と共にひたむきにロケットの制作に取り組む姿が清々しい。
山火事がロケットのせいだと警察から濡衣を着せられ、数学を用いてロケットの軌跡を導きだし汚名を挽回する場面がことに良かった。生きた理数にふれる実体験が、その後の人生に与える影響の大きさを示していた。
ウェスト・ヴァージニア州の小さな炭鉱町で繰り広げられる人間模様から、大きな感動を得た。高校生や教育に携わる人々に是非見てほしい、素晴しい青春映画。
アガサ・クリスティの戯曲『検察側の証人』を原作とする映画「情婦」。巨匠ビリー・ワイルダー脚本・監督による、1958年の作品。
タイロン・パワー、チャールズ・ロートン、マレーネ・ディートリヒが主演している。特に、マレーネ・ディートリヒが素晴らしい。
法廷ミステリーの傑作中の傑作。
カプコンのサバイバルホラーゲーム「バイオハザードシリーズ」を原案とたフルCGの映画「バイオハザード ダムネーション」。東欧の小国の独立運動の調査に訪れた主人公と、生物兵器との闘いを描く。2012年公開、神谷誠監督作品。
CGの完成度の高さが驚異的。人物の表情や動きなども違和感なく見られる。街並みなど背景の描き込みもすごい。ストーリーもしっかりしており、見応えのある作品。
手塚治虫の「来るべき世界」をアニメ化した「フウムーン」。日本テレビの24時間テレビ 「愛は地球を救う」のスペシャルアニメとして、1980年に放送された。
東西冷戦のさなか、人類滅亡の危機が迫る中での群像劇。古典的なSFの香りをもった作品。
フウムーン [DVD]
手塚治虫
ケビン・コスナー主演の映画「フィールド・オヴ・ドリームス」。フィル・アルデン・ロビンソン脚本・監督による1989年公開作品。
天からの声に従ってトウモロコシ畑を野球場にした家族の、ハートウォーミングな映画。
「天空の蜂」は、軍用の巨大ヘリコプターがテロリストに制御を奪われ、高速増殖炉の上でホバリングするという設定のクライシス・サスペンス。東野圭吾原作の小説を、堤幸彦監督で映画化、2015年公開作品。
主役の江口洋介はじめ、豪華な俳優陣での群像劇となっている。サスペンスフルな展開の中、原発をめぐる問題を様々な立場から描く。原発テロに正面から挑んだ意欲作。
バロック時代、実在した名歌手ファリネリを描いた映画「カストラート」。ヘンデルとの確執が興味深い。
最後にファリネリが歌うヘンデルのアリアがあまりに美しい。
007シリーズ第6作目、「女王陛下の007」は、ジェームズ・ボンドをジョージ・レーゼンビーが演じた唯一の映画。ピーター・ハント監督、1969年公開作品。
ショーン・コネリーのアクの強さとは対照的に、二枚目の甘い雰囲気があるボンドである。それゆえ、今までの007シリーズファンからは敬遠されていた向きがあるが、あらためて見るとしっかりとした作品である。
アルプスの敵アジトの美しさは、シリーズ一ではないか。後半の雪上アクションは緊迫感があり素晴らしい。
スタイリッシュな映像美に溢れた良作。
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