新選組血風録
司馬遼太郎の連作短編「新選組血風録」。隊士たちのエピソードを実によく掘り起こし、どの短編も興味深い。
「芹沢鴨の暗殺」など、殺陣の鮮烈な描写には息をのむほどである。沖田総司のキャラクターを決定づけた「菊一文字」など、深い余韻が残る作品が多い。
幕末の剣客集団である「新選組」に独特の審美眼を反映させ、味わいのある人生譚に仕上げている。
新選組血風録 (角川文庫)
司馬 遼太郎 
司馬遼太郎の連作短編「新選組血風録」。隊士たちのエピソードを実によく掘り起こし、どの短編も興味深い。
「芹沢鴨の暗殺」など、殺陣の鮮烈な描写には息をのむほどである。沖田総司のキャラクターを決定づけた「菊一文字」など、深い余韻が残る作品が多い。
幕末の剣客集団である「新選組」に独特の審美眼を反映させ、味わいのある人生譚に仕上げている。
新選組血風録 (角川文庫)
司馬 遼太郎 
「群馬の名産は」「群馬県出身の有名人は」と聞かれて、万人にすぐ分かるものが思い浮かばない。ブランド力という点で、日本では最下位のグループになるようだ。知名度はいまひとつだが、それは多くの県民が幸せで力強くアピールする必要をあまり感じていないからかもしれない。
本書は、群馬の知名度の低さを標榜しているが、実際は良い点がたくさんあることを掲げている。
地味ではあるが、実のある群馬県。「逆襲」は「発信せよ」というメッセージか。
次男が「ドラゴン 飼い方育て方」という本を買ってくる。ドラゴンを飼うまえに」から始まり、品種と選び方、育て方、品評会への訓練や対策などが詳細に書かれている。イヌや魚などの飼育本のように詳しく、著者が本当に飼っているのかと思えるほどである。「家や財産を燃やしかねないので、医療保険や火災保険は必須でしょう。」と、細かい配慮も行き届いている。
幻獣研究家ジョン・トプセルによる著作。
ドラゴン ――飼い方 育て方――
ジョン・トプセル 神戸万知 
東野圭吾の直木賞受賞作「容疑者Xの献身」が映画化された作品を見る。堤真一が陰のある数学教師役を演じ、味わいを醸している。福山雅治主演のテレビドラマ「ガリレオ」の趣とは異なり原作の雰囲気を大事にしており、それが結果として良かったと感じる。
立川談志が朗読した司馬遼太郎作「新選組血風録を読む」を聴く。導入や説明部分はゆったりと噛んで含めるような語りだが、殺陣の場面になると俄然エキサイティングになり、その緩急自在な様は、見事としか言いようがない。落語の技を縦横に駆使し、眼前に新選組隊士の壮絶な生き様が展開される。
司馬遼太郎の含蓄ある文章にドラマチックな語りで新鮮な息吹を吹き込んだ名口演。
「沈黙の艦隊」は、原子力潜水艦をめぐり、国際的な戦闘と駆け引きを描く緊迫のドラマ。潜水艦を預かる船長、国の命運を握る政治家など、数々のリーダー像が興味深い。
沈黙の艦隊(1) (講談社漫画文庫)
かわぐち かいじ 
2011年2月、エジプトで起こった大規模な反政府デモにより、30年にわたって続いたムバーラク政権が崩壊した。抗議行動がこれほど大規模になった背景として、FacebookやTwitterといったネット・サービスで時々刻々の情報が伝わり、活動への呼びかけが広まったことが挙げられる。
かわぐちかいじの「太陽の黙示録 建国編」第9巻は、民衆の力、ネットの力をも利用し、大地震をきっかけに分断された日本の再統一に向けた動きを描く。8年2ヶ月を費やし、壮大なスケールで展開された物語もついに完結する。
太陽の黙示録 建国編 9 (ビッグコミックス)
かわぐち かいじ 
かわぐちかいじ原作の「太陽の黙示録 建国編」第8巻では、南北に分断された日本で、その真ん中に位置する再生特区を舞台に、武力と智力のぎりぎりのせめぎ合いが描かれる。無防備な再生特区に武力侵攻が開始され、特区の豊富な食料資源をめぐり、紛争がおころうとしている。
幾多の登場人物が綾なす物語も、いよいよ終盤に向かう。
太陽の黙示録 建国編 8 脱北レジスタンス (ビッグコミックス)
かわぐち かいじ 
NHKのクローズアップ現代で、「漫画“ワンピース” メガヒットの秘密」としてワンピースが取り上げられる。ワンピースのヒットが社会現象としてとらえられるほど、国民的漫画として認知されたことになる。
連載14年、単行本は累計で2億部を越える驚異的な作品である。しかも、話が連綿と繋がっており、伏線が縦横にはりめぐらされている。
なにより、主人公ルフィが、自らの命もかえりみず、仲間のために突き進む姿が魅力の源泉である。現代において希薄になった「絆」が、ストレートに示され、それが自然な感動を呼ぶ。
ONE PIECE 60 (ジャンプコミックス)
尾田 栄一郎 
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