鬼滅の刃 17
アニメ「鬼滅の刃」第十七話は「ひとつのことを極め抜け」。蜘蛛と対峙する善逸のエピソード。過去の訓練の様子をとおし、善逸のキャラクターを浮かび上がらせる。
強き者どおしの闘いの中に、弱者の心情を挟み込み勇気を与える、少年誌の王道を体現した回。
アニメ「鬼滅の刃」第十七話は「ひとつのことを極め抜け」。蜘蛛と対峙する善逸のエピソード。過去の訓練の様子をとおし、善逸のキャラクターを浮かび上がらせる。
強き者どおしの闘いの中に、弱者の心情を挟み込み勇気を与える、少年誌の王道を体現した回。
アニメ「鬼滅の刃」第十六話は「自分ではない誰かを前へ」。炭治郎は、伊之助と共に隊士を操る鬼に近づいていく。
コンビネーションのアクションでアニメーションの魅力を引き出している。炭治郎の優しさが残酷なシーンを柔らかい表現に変える。
アニメ「鬼滅の刃」第十五話は「那田蜘蛛山」。休息をとった炭治郎一行は、蜘蛛の多い山に入る。そこでは、鬼殺隊士たちの悲惨な状況があった。
善逸、伊之助と新たなキャラクターを加え、にぎやかな道中を経て新たな鬼と対峙する。
しかし、第七話までのヒリヒリするような緊迫感が懐かしく感じられる。
アニメ「鬼滅の刃」第十四話は「藤の花の家紋の家」。隊士たちは、藤の花を家紋とする家でひとときの休息をとる。
コミカルな表現を増やし、闘いの連続から一息つく回。
「美しさもはかなさも凄みもない」
アニメ「鬼滅の刃」第十三話は「命より大事なもの」。鬼の業をも描き、単なる闘いにとどまらないテーマ性を有していた。
畳の表現が丁寧で、こだわりを感じる。
「水はどんな形にもなれる。」
アニメ「鬼滅の刃」第十二話は「猪は牙を剥き 善逸は眠る」。炭治郎は鼓によって変化する術により、屋敷での闘いに苦戦する。
善逸は能力を発揮し、猪はひたすら動き回る。堤屋敷での混戦で、キャラクターを浮き上がらせる。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第三回は、「美濃の国」。夫、土岐頼純を亡くした帰蝶は、明智荘を訪れ、光秀たちと心を通わせる。斎藤道三は、土岐頼芸を美濃の守護として立てようとするが…。
戦の後、治水などがうまくいっていない美濃、戦に敗北したものの配下に恵まれ、立ち直る織田家。様々な人物像と思惑を、含蓄のある表現で描く本作は、見る者に密度濃く多くのものを投げかける。真に知的な大河。
アニメ「鬼滅の刃」第十一話は「鼓の屋敷」。炭治郎は、臆病な隊士、我妻善逸と出会い、共に次の使命を受け鼓の鳴る屋敷に向かう。
新たなキャラクターを加え、物語のトーンが明るめに変化する回。
2020年1月31日、イギリスは正式にEUを離脱した。
池上彰の「ドイツとEU」は、EU成立の経緯と、抱える問題点を分かりやすく解説している。転機を迎えたEUの今後を見る上でも、基本的な視座を与えてくれる良書。
アニメ「鬼滅の刃」第十話は、「ずっと一緒にいる」。鬼たちを滅した炭治郎に、珠世はある提案をする。
鬼と人の悲しい宿命を描き、物語に深みを与える回。高い美術と共に、普遍的なテーマを有し、世界に誇れるアニメーションになっていると感じた。
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