キングダム 19
アニメ「キングダム」第19話は、「烈火の戦い」。戦車隊の一部を倒した信たちに、あらたな大隊が襲いかかる。その時…。
戦場のスケール感、ダイナミズムが素晴らしい。この規模をきちんと描写できる、アニメならではの力を感じる。
アニメ「キングダム」第19話は、「烈火の戦い」。戦車隊の一部を倒した信たちに、あらたな大隊が襲いかかる。その時…。
戦場のスケール感、ダイナミズムが素晴らしい。この規模をきちんと描写できる、アニメならではの力を感じる。
アニメ「キングダム」第18話は、「戦車隊の脅威」。信たちは魏軍と最初の歩兵同士の激突をする。囲みを突破したのもつかの間、戦車隊が襲ってくる。
リアルな戦いに息をのむ。練られたストーリー、キャラクターの造形、躍動感溢れるモーション、真に優れたアニメーションをみることができる回。
アニメ「キングダム」第17話は、「初陣」。信は魏への戦の歩兵隊に初めて加わる。
農民などからなる歩兵隊を丁寧に描いている点がよい。数の多さにリアリティを感じる。衝立の模様など、美術の確かさにも目を惹かれる。
アニメ「キングダム」第16話は、「呂不韋」。玉座についた政は、秦の実質的な権力者、呂不韋と対峙する。強大な力と人材を擁する呂不韋の前に、政とその配下は圧倒される。
信は河了貂と簡素な庵で落ち着いた暮らしを送っていたが、魏との戦が始まることを機に、乱に身を投じ名をあげることを決意する。
呂不韋とその配下の存在が、あらたな波乱を予感させる。壮麗な宮殿と素朴な田舎の対比も鮮やか。充実した新章の幕開け。
藤沢周平の小説「驟り雨」「朝焼け」を柳家小三治が朗読したCDを聴く。江戸を舞台にした、癒しと再生の物語。
小三治の絶妙の語りが素晴らしい。
福島聡氏のコミック「バララッシュ」、第1巻でアニメ作品に惹かれた高校生2人が、第2巻ではアニメーションスタジオに就職する。そこで見た現実は…。
実に面白い!色指定の女史からの難題、演出家の勉強会、鬼才との出会いなど、躍動感あふれる筆致とストーリーは魅力に満ちている。
アニメーションの道を突き進む若者たちを、圧倒的な画力で活写する傑作コミック。
福島聡氏に、取材協力のお礼として「バララッシュ」の第1巻を寄贈いただく(2018年7月)。見てまわられた場所が、見事に漫画の背景として表現され、その画力にあらためて感嘆する。
1987年、アニメをこよなく愛する高校生山口は、抜群の絵の才能をもつ宇部と出会う。「風の谷のナウシカ」「機動戦士ガンダム」「王立宇宙軍オネアミスの翼」「うる星やつら2」など、映画・テレビアニメを共に鑑賞し、やがて二人はアニメ制作のプロの道を歩み始める。
アニメの傑作が次々と誕生した1980年代を舞台に、夢に向かって進む男たちを描く王道の青春漫画。
生物とは何か。その根源的な問いに、生物学者福岡伸一が、DNA発見の経緯や自らの研究の過程を踏まえて向き合った書。
魅力的な語り口で、生命の謎をときあかすドラマが綴られていく。科学的で精緻な文章でありながら、時折深い抒情をたたえて記されていく。それは、文学的香気をたたえた上質の推理小説を読んでいるかのようである。しかも、その内容は生命の神秘を伝えとめどもない深みをたたえている。
「1950年、彼女が三十歳になった秋のことだった。幸運と、その不運のすべてが、続く二十数ヶ月のうちにフランクリンの上に照射され、それはあらゆる方向に拡散した。」
DNAの構造発見に大きく寄与したX線解析を専門とする科学者、ロザリンド・フランクリンに関する本書の文である。X線を物体にあて、その構造解析を行うことに彼女の運命を象徴させた比喩に感銘を受けた。
彼女の研究はワトソン、クリック、ウィルキンズの3名がノーベル賞をとったDNA二重らせん構造の発見に大きく関わっているが、フランクリン自身の名はノーベル賞受賞者に刻まれることはなかった。
このような、巧みな表現とドラマチックな展開により、読む者を強く惹き付ける魅力に満ちている。
生命現象とその解明に挑んだ人々を描き、根源的な感銘を与えてくれる名著。
アニメ「キングダム」第15話は、「王の資格」。信たちは成蟜をまつりあげる宰相一派を激闘の末に駆逐する。長い長い物語は、最初の区切りをつける。
冒頭の嬴政と王騎の会話が素晴らしい。
王都での闘いは終始曇天であったが、政が玉座に着く頃には晴天が見え始めていた。
清々しい壮大さをもったアニメーション。
アニメ「キングダム」第14話は、「剣の力」。怪人ランカイと玉座の間での死闘が繰り広げられる。
怪人以上に醜いのは、成蟜をとりまく文官たちであった。
王騎将軍が絶妙のタイミングで華々しく登場する。演出の巧みさに感服。
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