花燃ゆ 42
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第42回は、「世界に賭ける糸」。
大沢たかお演じる楫取素彦が、県令として群馬に赴く。しかし、待ち受けていたのは圧倒的な影響力をもつ地元名士の勧業課長の阿久沢権蔵とその一派であった。
富岡製糸場など製糸の様子や新井領一郎が渡米する際のエピソードをはさみつつ、群馬の地での苦難を描く。中盤のだれた雰囲気よりはドラマの進行がしまってきた感がある。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第42回は、「世界に賭ける糸」。
大沢たかお演じる楫取素彦が、県令として群馬に赴く。しかし、待ち受けていたのは圧倒的な影響力をもつ地元名士の勧業課長の阿久沢権蔵とその一派であった。
富岡製糸場など製糸の様子や新井領一郎が渡米する際のエピソードをはさみつつ、群馬の地での苦難を描く。中盤のだれた雰囲気よりはドラマの進行がしまってきた感がある。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第41回は、「いざ、群馬へ!」。
大沢たかお演じる楫取素彦は、萩郊外で農業に従事していた。木戸孝允は楫取の元を訪れ、富岡製糸場を建設し、殖産興業のモデルとして重要であった群馬県令の就任を懇願する。
萩の乱の胎動とからめながら、群馬の地へ赴くことになる楫取と美和を中心に語られる。
群馬はからっ風が常に吹き、人々の気性が荒い物騒な土地柄という描かれ方がされている。地元民としては微妙な印象であるが、ドラマとしては新たな地での波乱の幕開けとしてなかなか興味深かった。
東野圭吾のミステリー小説「マスカレード・ホテル」。ホテルマンに扮装して潜入捜査をする刑事と、現場での立ち居振る舞いを教育する女性フロントマネージャーのやりとりを軸に描く。
ホテルでの人間模様が興味深く描写され、石ノ森章太郎の「HOTEL」のような連作短編を思わせる。
ストーリーテリングの冴えをみせる、エンターテイメント小説の良作。
マスカレード・ホテル (集英社文庫)
東野 圭吾
アガサ・クリスティの推理小説「ゴルフ場殺人事件」は、エルキュール・ポワロのライバルが登場したり、助手のヘイスティングスのロマンスがあったりと、変化に富む展開。
クリスティの筆運びが生き生きとしている、初期の快作。
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ クリスティー
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第40回は、「二人の母」。
今回は極めて不愉快であった。子どもに対する扱いがあまりにひどい。いつもひどいドラマだとは思っていたが、今回は見るのが苦痛でならなかった。吉田松陰の妹といいながら、教育に対する冒涜もはなはだしい。志以前に、人間としての情感がおかしくなっている。
夢野久作の奇書「ドグラ・マグラ」を元にしたCGアニメ。SFとして仕上げているが、原作の趣きとは別の雰囲気になってしまっている。人々の表情や乗り物・建物など、それなりに力を入れて制作しているのは分かるのだが、どうも軽さが目立ってしまう。
これだけエネルギーをつぎ込んだのに、ただ暗いだけの話になってしまっているのは、もったいない感じがする。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第39回は、「新しい日本人」。
「そうせい候」毛利敬親が亡くなる。北大路欣也は、この脚本でも安定感のある演技を保ち、さすがプロと感じた。「新しい日本人」の意味がよく分からなかったが。自由人という意味であれば、言われなくてもずっと主人公は自由気ままであるように思う。
半沢直樹シリーズの第3弾「ロスジェネの逆襲」。半沢は証券会社に出向し、ハイテク企業の買収をめぐり親会社の銀行と対決する。
仕事へのプライドをかけた闘いが繰り広げられる金融エンターテイメント。
アークヒルズ、六本木ヒルズ、上海ワールドフィナンシャルセンターなどの開発を手がけた森ビルの総帥、森稔氏が語る都市論。「職住近接」、「垂直庭園都市」、「文化都心」などの思想が、六本木ヒルズに具現化した例を挙げながらつぶさに語られる。また、貸しビル業から都市再開発に携わるまでの経緯や苦労が淡々とした筆致で簡潔に綴られている。
十年以上先を見据えたビジョンの的確さと、都市創造の執念が読み手に伝わる。十数年に及ぶ期間を要する巨大プロジェクトを成し遂げたからこそ語れるコンセプトと熱い思いが凝縮された書。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第38回は、「届かぬ言葉」。
版籍奉還に伴う藩政改革で、奇兵隊を含む長州諸隊のうち1200人が脱隊騒動を起こす。ところで、吉田松陰と獄にいた富永有隣が関わっていたはずなのだが、本田博太郎があれだけ存在感のある演技をしておきながら、ここで全く出てこないのはなぜ。
歴史をちゃんと描いてくれという視聴者の声は、スタッフには届かぬ言葉なのだろうか。
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