ヒストリエ 8
「ヒストリエ」は、紀元前4世紀のギリシアやマケドニア王国を舞台に、古代オリエント世界を描いた作品。それにしても、単行本がでるまで時間がかかる。第8巻は第7巻が出てから1年以上待った。 第8巻では、マケドニアによるビザンティオンなどのアテネ諸都市の攻略が描かれる。広やかな画面構成で、スケール感のあるドラマを堪能できるコミック。
「ヒストリエ」は、紀元前4世紀のギリシアやマケドニア王国を舞台に、古代オリエント世界を描いた作品。それにしても、単行本がでるまで時間がかかる。第8巻は第7巻が出てから1年以上待った。 第8巻では、マケドニアによるビザンティオンなどのアテネ諸都市の攻略が描かれる。広やかな画面構成で、スケール感のあるドラマを堪能できるコミック。
「世界で自分のことをいちばん理解しているのは、家族でも恋人でもなく、そして自分自身でもなく、実はグーグルであることがよくわかる。」
世界の情報をのみこみ、成長をし続けるGoogleのビジネスを分かりやすく示した書。
Googleの正体 (マイコミ新書)
牧野 武文
NHK大河ドラマ「八重の桜」第47回は、「残された時間」。
同志社大学設立のために奔走し、体調をくずす新島襄の姿を描く。 徳富蘇峰や徳富蘆花との関わりが興味深く見られた。
水木しげるの出世作となった「テレビくん」を含む作品集。独特のユーモアや読後感を持っている。
他に「河童」「丸い輪の世界」「化木人のなぞ」「コロボックルの枕」「最初の米」を収録。背景の緻密な描写にあらためて感嘆する。
水木しげる妖怪傑作選 1 テレビくん (中公文庫 コミック版 み 1-14 水木しげる妖怪傑作選 1)
水木 しげる 呉 智英
橋爪功が朗読する三国志86巻には、「淮河の水上戦」「南蛮行」「南方指掌図」「孟獲」が収められている。
魏と呉の「淮河の水上戦」は、赤壁の戦いを思わせるダイナミズムが一章の中に凝縮されている。孔明はこの機を捉え、南の平定に自ら赴く。「南蛮行」からの章は、孔明の知略がますます冴える。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志85巻には、「魚紋」「蜀呉修交」「建艦総力」が収められている。
一人で蜀を背負った孔明が、いよいよ魏・呉と対峙する。知略を尽くしての外交・攻防は、極めて興味深い。この智を描く部分こそ、三国志の醍醐味である。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
NHK大河ドラマ「八重の桜」第46回は、「駆け落ち」。
徳富蘆花と、山本覚馬の娘久栄とのエピソード。2週連続で恋愛にからむ話である。明治近代文学の隆盛を背景にしてはいるが、やはりホームドラマの色合いが濃い。
橋爪功が朗読する三国志84巻には、「白帝城」「石兵八陣」「孔明を呼ぶ」「遺孤を託す」が収められている。
白帝城で、劉備玄徳が孔明に事後を託す場面は、橋爪功の押さえた語りで凛然とした気を漂わせる。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志83巻には、「この一戦」「冬将軍」「慰霊大望」「一書生」が収められている。
劉備玄徳率いる蜀軍は、呉に勝利を続ける。呉の起死回生をかけ、孫権は無名であった陸遜を抜擢する。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志82巻には、「蜀また倣う」「桃園終春」「雁のみだれ」「呉の外交」が収められている。
呉を攻める軍を発した途端に、劉備玄徳を襲う突然の悲報。物語は憂色を強めていく。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
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