橋爪功朗読 三国志 81
橋爪功が朗読する三国志81巻には、「七歩の詩」「私情を斬る」「改元」が収められている。
漢朝の献帝は、圧力をかけれられついに曹操の子曹丕に皇帝の位を譲る事を余儀なくされる。
董卓、曹操と、時の武人によって翻弄される薄幸な生涯の悲哀が胸に迫る。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志81巻には、「七歩の詩」「私情を斬る」「改元」が収められている。
漢朝の献帝は、圧力をかけれられついに曹操の子曹丕に皇帝の位を譲る事を余儀なくされる。
董卓、曹操と、時の武人によって翻弄される薄幸な生涯の悲哀が胸に迫る。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
NHK大河ドラマ「八重の桜」第45回は、「不義の噂」。
幕末編とは異なり、密度の薄いホームドラマに堕してしまっている。アニメ「ワンピース」より進みがのろくなっているように感じる。前半の重厚な雰囲気は微塵もない。
歴史のうねりが最近あまり感じられないのは、描く予算が尽きてしまったためか。前半が素晴らしかったのに、終盤で質が落ちてきているのが残念でならない。
橋爪功が朗読する三国志80巻には、「国葬」「成都鳴動」「梨の木」「曹操死す」「武祖」が収められている。
またも一大英傑の最期が描かれる。時代の転変がなされる様を、橋爪功は静かな情感のうちに語る。静かに夜のとばりが降りるかのような憂愁がただよう巻。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志79巻には、「鬢糸の雪」「月落つ麦城」「蜀山遠し」「草食わぬ馬」が収められている。
三国志一の英傑の最期が、寂寞のうちに描かれる。その一歩手前、「蜀山遠し」の章において吉川英治が俯瞰的にこのターニング・ポイントを記している。吉川英治がこれからの執筆にかける意気込みが、橋爪功の語りから、淡々としているがゆえに力強く伝わってくる。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志78巻には、「骨を削る」「建業会議」「呂蒙と陸遜」「笠」「荊州変貌」が収められている。
いよいよ「出師の巻」である。ここに巻を区切ることの意味合いは、話が進むほどに重きを増してくる。
関羽は、龐徳に受けた傷を名医華佗に治療させる。呉の呂蒙は、関羽が出陣した後の荊州を知略を巡らせて手中に収める。
蜀軍の悲運が静かに忍び寄る様を、橋爪功はやや抑制した語りのうちにじっくりと醸している。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志77巻には、「生きて出る柩」「関平」「七軍魚鼈となる」が収められている。
関羽と、曹操に身を寄せた猛将龐徳との戦が描かれる。棺とともに出陣する、まさしく必死の覚悟で臨む龐徳と、英傑関羽との死闘が、橋爪功の力のこもった語りで活写される。
三国志(八) 図南の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
NHK大河ドラマ「八重の桜」第44回は、「襄の遺言」。
大学設立の資金を得るため、外国に渡る新島襄。スイスで発作に襲われ、遺言を八重に送る。 会津藩主であった松平容保が久しぶりに姿を見せる。稲森いずみ演じる松平照との対面のシーンは、幕末の凛然とした佇まいを見せ素晴らしい場面であった。いかに幕末編の映像が優れていたかを実感させられた。
アニメーションを芸術にまで高めたウォルト・ディズニーの生涯が、子どもにも分かりやすく書かれた伝記。
ディズニーランドという夢の国を創り上げ、成功した実業家のイメージがあるが、それまでには挫折も多く、幾多の困難を乗り越え挑戦を繰り返す人生であった。
愛に溢れたディズニーの作品以上に、夢を実現していくウォルト・ディズニーの生涯からは勇気を与えられる。
ディズニー―愛とゆめを世界に (講談社 火の鳥伝記文庫)
三浦 清史 徳田 秀雄
NHK大河ドラマ「八重の桜」第43回は、「鹿鳴館の華」。
会津戦争の折に官軍の砲兵隊長であった大山巌と、砲弾の降る中で苦難の籠城をしていた山川捨松の縁談をめぐるエピソード。津田梅子など、女子教育の発展につながる人々も登場し、明治の気風の一端を伝える。
「わたしのグランパ」は、筒井康隆の小説を原作とする映画。石原さとみの初々しい演技が爽やかな印象を与えている。彼女のデビュー作となった。
なんといっても、菅原文太の貫禄が素晴らしい。優しさを醸しながら、一瞬の凄みを見せる演技に引き込まれる。
わたしのグランパ [DVD]
筒井康隆
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