アンドロメダ…
町全体の人々を死に追いやった細菌の正体を突き止める科学者たちの闘いを描いたマイケル・クライトン原作の映画「アンドロメダ…」。名匠ロバート・ワイズ監督による1971年の作品。
研究室から外部に細菌感染を防ぐための措置など、科学的知見に基づいて綿密な設定がなされている。舞台がほとんど地下研究室であり、この上なく地味であるが、そのリアルさによって緊迫感が高まる。
徹頭徹尾科学的描写を貫く、貴重なハードSF。
町全体の人々を死に追いやった細菌の正体を突き止める科学者たちの闘いを描いたマイケル・クライトン原作の映画「アンドロメダ…」。名匠ロバート・ワイズ監督による1971年の作品。
研究室から外部に細菌感染を防ぐための措置など、科学的知見に基づいて綿密な設定がなされている。舞台がほとんど地下研究室であり、この上なく地味であるが、そのリアルさによって緊迫感が高まる。
徹頭徹尾科学的描写を貫く、貴重なハードSF。
今見てもまったく色あせることのないSF映画「2001年宇宙の旅」。人類が月に行く前に作られたとは信じがたいほどのクオリティがある。
道具を使い始めた猿人の映像から、宇宙船に一気に飛ぶ時間。これほど長い時間の跳躍を、一瞬のうちにこうまで鮮やかに描いた作品は空前絶後であろう。そして、なにより美しい宇宙船の映像。完成途上の宇宙ステーションとのドッキングのシーンは何度見ても感銘を受ける。
音もなく月面を滑り行く探査船のリアリティ。コンピュータHALの存在感。木星に近づくディスカバリー号の神々しいまでの姿。どの映像も、心の深層に訴える力をたたえている。
キューブリック監督の美学と技術が結晶した、SF映画における不滅の金字塔。
エイリアンの侵略を受けている地球で、トム・クルーズ演じる主人公は死ぬ度に過去のある時点に戻る。タイムプールを繰り返す中で、成長していく姿を描く。
「ループもの」のSFである。これは扱いによって陳腐なものになってしまいがちだが、本作は楽しめる作品になっている。やはり脚本の力であろう。ハリウッドの大作としての様々なこだわりも本作を支えている。
気楽に楽しめるSFアクション。
アーサー・C. クラークのSF小説「宇宙のランデヴー」。
SFの真価がイマジネーションの豊かさにあるとすれば、まさしく名作である。ことに、科学的知見とイマジネーションのバランスが実に見事である。ハードSFの嚆矢。
「マッハGoGoGo」「科学忍者隊ガッチャマン」「黄金戦士ゴールドライタン」など、タツノコプロ作品のオープニングやエンディングを収録した2枚組CD。
タツノコプロからは勢いのあるアクション・アニメが生み出され、音楽も印象に残るものが多かったことをあらためて実感する。
個人的には、「未来警察ウラシマン」のオープニング・エンディングが気に入っている。
田中芳樹の小説「銀河英雄伝説」を原作とするアニメの劇場版第一弾。皇帝と貴族が支配する銀河帝国の英雄ラインハルトと、共和主義の自由惑星同盟の才人ヤンとの緒戦を描く。 スペース・オペラであるが、歴史小説のような趣きを持つ。マーラーの交響曲など後期ロマン派のクラシックが重厚な雰囲気を醸す。
長大な物語の導入部をなす記念碑的映画。
この映画の魅力は、二人の父親に凝縮されている。故郷の星で、亡くなってもなお子を導こうとするラッセル・クロウ演じるクリプトン星の父。地球で育ての親として関わったケビン・コスナー演じる養父。どちらも、子どもの未来を信じ精魂を傾けて養育する。
やはり、地球人として偉大な人物に育つことを信じて育てた養父に共感を覚えずにはいられない。巨額の制作費も、精緻なCGも、この両俳優演じる父親あっての映画と強く感じる。
この作品でも、映画の魅力は脚本に依ることを強く実感させてくれた。
「未来少年コナン」第26話は「大団円」。再会と別れ、祝祭とあらたな船出。
最終回、風呂敷を丁寧にたたむように、ひとつひとつ区切りを付けていく。最後まで見事な構成で、物語の完成度の高さを誇っている。
冒険活劇の楽しさとよく作り込まれたSFの知的な魅力、そして、主人公たちの溢れんばかりの躍動感。1話1話すべてが輝いている。
重いテーマをもちつつも、明るさと希望が描かれている。表現手法もこだわりと工夫に満ちており、アニメーションの素晴らしさが全てつまっている。
この作品を初めて見る人は、本当に幸せだと思う。まさに、日本アニメーションの不朽の名作。
「未来少年コナン」第25話は「インダストリアの最期」。コナン・ジムシィ・ダイスは、レプカの野望を阻止すべく巨大飛行艇ギガントの墜落に挑む。一方、ラナやモンスリーが戻ったインダストリアでは、異変が起こり始めていた。
前半のギガントでの活劇が凄い。軍用飛行艇の仕組みを駆使した見事なエンターテイメント。
後半、一転してパニック映画のような群像シーンになる。その中でも、ラオ博士と老科学者たちの別れのシーンは胸を打つ。
なんという1話の密度の濃さ。わずか25分ほどの中にこれだけのドラマを生み出す熱意と技量にただただ感服する。
「未来少年コナン」第24話は「ギガント」。巨大な飛行艇ギガントが、復活した太陽エネルギーを用いて始動する。コナンやモンスリーは、レプカの野望を阻止すべく小型飛行艇ファルコンでギガントに不時着するが…。
飛行艇を描かせたら右に出る者はいない宮崎駿の真骨頂。巨大なギガントを悠々と飛ばせるシーンにはこの上ない高揚感がある。細部までこだわりぬき、ギガントのテイクオフを描く。このシーンのために宮崎駿はこの作品を引き受けたのではと思うほど、力が入っている。コナンが翼の上を疾駆する姿は印象に残る名シーン。
日本アニメ史上最大の飛空挺を舞台とした最高の活劇。
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