ラーメンズ第14回公演『STUDY』
ラーメンズの第14回公演『STUDY』は、「学習」を逆手にとったパロディが知的な笑いを呼び起こす舞台。学びは人に何を与えるのか。そんな哲学的な問いを真っ向からはぐらかすコント集。
ラーメンズの第14回公演『STUDY』は、「学習」を逆手にとったパロディが知的な笑いを呼び起こす舞台。学びは人に何を与えるのか。そんな哲学的な問いを真っ向からはぐらかすコント集。
ホテルをモチーフにしたラーメンズの公演『CLASSIC』。いつもより、理屈が少なく肩の力を抜いて楽しめた。登場するキャラクターが特に際立つ公演。
日本の伝統を外人に伝えるビデオという体裁をとっているが、実は笑劇の作品「日本の形」。
「箸」の初級から超上級に至る使い方に始まり、「折り紙」のシュールな対決、「お盆休み」「夏休み」で切なくもいじらしく伝えられる日本人の生態、「おにぎり」「お茶」の食に対する美意識、「謝罪」「宴」「手締め」など、社会生活の礼儀が描かれる。
特殊効果も加わり、ラーメンズの小林賢太郎の世界が炸裂する笑いの芸術。
THE JAPANESE TRADITION ~日本の形~ [DVD]
NAMIKIBASHI 
芥川隆行の語りによる「姿三四郎」のCDを聴く。何人もの柔術家の声色を語り分け、勝負に挑む男たちの物語を格調高く描く。紅一点の小夜を、平榮子が涼やかな声で語り華を添える。
ラーメンズの第17回公演「TOWER」は、黒を基調としたシンプルな舞台で独特な笑いが繰り広げられる。言葉遊びの面白さを追求した作品は、芸術の域にまで達している。特に「名は体を表す」では、一編の映画を見た後のような充実感があった。
鬼平犯科帳シリーズ 『密偵たちの宴』を野間脩平が朗読したCDを聴く。個性豊かな鬼平の手兵たちは複数の俳優さんが受け持ち声の競演をしており、こちらも楽しめる。
江戸の風物を巧に織り込みながら、部下の側から鬼平の酸いも甘いも噛み分ける人柄を浮き上がらせた名編。
アーティスティックな笑いを生み出すラーメンズの第10回公演「雀」。「お時間様」「音遊」など、8つのコントが繰り広げられる。特に、テーマパークをモチーフにした「プレオープン」は家族を爆笑の渦に巻き込んだ。破壊的なまでに強烈なセンスが放たれるDVD。
渡辺岳夫が作曲したアニメ音楽は知名度が高いが、それは彼が生み出した曲の10%にも満たない。9割以上は、ドラマや舞台の音楽が占めている。
「白い巨塔」「非情のライセンス」「愛と誠」「虹のエアポート」「新選組血風録」「俺ぁ三太だ」「赤かぶ検事奮戦記」などなど、数々のドラマの音楽を手がけ、どのメロディーも印象に残る。
初期作品としては、「さぶ」の音楽にはモダンさと懐かしい響きが融和し、暖かさの中に高揚感がある。隠れた名曲である。
ドラマの曲は、どれも音楽を聴くだけでふわりと映像の雰囲気が浮かび上がる。渡辺は、脚本を読みこなし、場面場面に応じた音楽を創り上げていった。そのため、登場人物の心情や舞台の空気を取り込んだ音楽になっているのだ。
渡辺岳夫が生涯取り組んだ音楽は、アニメやドラマの進行に合わせて使われるため「劇判」とよばれ、コンサート用の曲とは一段格下の音楽と見られていた。しかし、その曲は、映像と切り離して演奏だけを聴いても実に立派で、繰り返し聴きたくなる。それは、人々の喜怒哀楽を内包した優しさと懐の深さを持った音楽だからであろう。
フジテレビの「笑う犬」スペシャル番組のDVD。どのコントも、作り手の熱がこもっているが、特に「出演交渉」での南原清隆による演劇俳優の入れ込みようがすごい。
2枚組で、1枚目は番組完全版、2枚目はオリジナル版だが、この放送されなかったコントが独特の味がある。「10円」の延々と続く人情噺、「ゴールデン通りの人々」のレトロ感覚など、脚本家が好き勝手にやっており、突き抜けた笑いがある。
ラーメンズ初期のコント集「零の箱式」。勢いがあり、否応なしにその世界に引きずり込む。爆笑必至のギャグ名盤。
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