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S Club 7 は、1999年から2003年にかけてイギリスで活躍したアイドル・グループ。
ピュアなサウンド、明るい雰囲気が快い。確かな歌唱力に裏打ちされた前向きなナンバーには、何度も聴きたくなる魅力がある。
月光仮面の活躍を、豪華声優陣で描くサウンドシアター第2弾。今回は原作者川内康範氏の追悼版として出された。
月光仮面の誕生とサタンの爪の陰謀をからめたストーリーをを声優たちが熱演する。特に、速見奨演じるサタンの爪の存在感は圧巻。
正義の味方が、混迷した現代に「無償の愛」を伝える熱き作品。
サウンドシアターシリーズ 「月光仮面ビギンズ サタンの爪」
イメージ・アルバム 石田彰 ヒロカズ 関智一 宮田幸季 大川透 代永翼 櫻井孝宏 藤原啓治 速水奨 納谷六朗
秋も深まりを見せる頃、草津白根に出かける。まず、温泉街の東にある品木ダムに行く。草津白根山から流れ出る強い酸を中和するために、石灰が投入され、淡いグリーンの色合いをたたえている。湖面に紅葉が映り、独特の情景が見られる。
志賀高原ルートを上り、白根レストハウスに車を停める。芳ヶ平を目指して歩く。
清澄な空気の高地で見る空の青さは実に鮮やかだ。
ガスが吹き出るため、動植物にとっては過酷な環境であり、木が立ち枯れている。
1時間ほど歩くと、突然一面緑の情景が広がる。中程には、赤い屋根の建物が見える。芳ヶ平ヒュッテである。道は笹原の中をゆっくりとヒュッテに向かって降りてゆく。
木の橋を渡り、ヒュッテの脇を通ると、芳ヶ平湿原である。
木道が整備されており、小さい尾瀬のようである。
池が散在し、木々の緑を映して美しい。10月の終わりとあって人もほとんどみかけず、静かな情緒を味わえる。
芳ヶ平湿原の情景を見ながら昼食をとる。
木道に沿って一週し、湿原を後にする。道の脇になっているナナカマドの赤が心を和ませる。10月も上旬であれば、赤い葉が鮮やかに景色を彩っていたであろう。
山肌から硫化水素が吹き出ている。荒涼とした厳しい自然も、豊かな温泉も、このガスが創り上げている。
駐車場に戻ると、いままで歩んできた寂寥とした地が嘘であるかのように大勢の人が見られる。定番の観光コースである、湯釜への道に行く。
10数分登ると、湯釜を観望する場所にたどり着く。午後3時頃に着いたので、湯釜は山肌を反映して乳白色に近い色に見えた。
ラーメンズの小林賢太郎による『POTSUNEN』『○ ~maru~』 の2舞台を収録したDVD。
パントマイム、マジック、映像表現など、シンプルな空間でアーティスティックな一人芝居が演じられる。
図形を切っていろいろな形を生み出す「タングラム」が多く用いられているが、その見事さに何度も感嘆の声をあげた。
また、「ひつじたちのちんもく(羊たちの沈黙)」を「ちじんたちのくつひも(知人たちの靴紐)」と入れ替える「アナグラム」の発想の豊かさに自然と笑みが溢れる。
映像と動機をさせて演じるパントマイムの驚くほど同期のとれた演技と意外な展開に魅了される。
これは、もはや「お笑い」の枠を超え、芸術ショーである。
極上のひとときを与えてくれるアートと笑いの詰まった作品。
KENTARO KOBAYASHI LIVE『POTSUNEN』& KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2006『○ ~maru~』 [DVD]
伊坂幸太郎原作の映画「ゴールデンスランバー」。首相暗殺の濡れ衣を着せられた男を堺雅人が好演。
ハリソン・フォード主演の「逃亡者」の緊迫感は薄く、高倉健主演の「君よ憤怒の河を渉れ」のギトギトとした熱さもあまり感じられない。クライム・サスペンスの形式だが、ファンタジー的な趣がある。
個の強さはあまり強調されず、全体としてフレンドリーな雰囲気が、いかにも現代的な作品。
「寿限無」が、名前だけ、短縮版、まるごと版と分けて収録されている。落語の入門として、子どもたちに聴かせるのも良い。
その他に、「平林」「垂乳根」 と、落語のプリミティブな形である言葉遊びの一席を加えたCD。
じゅげむ
柳家花緑
五代目柳家小さんを祖父に持つ花緑が、「七段目」と小さんの逸品であった「笠碁」に挑む。胸中を語るトラックを含む、爽やかさのある1枚。
ホロヴィッツの絶頂期に録音された、天才のきらめきを感じさせるショパン・アルバム。
ホロヴィッツ/ショパン・アルバム
ヴラディーミル・ホロヴィッツ
シンプルな舞台でアーティスティックな笑いを提供するラーメンズ。その第7回公演『news』は、言葉遊びを前面に出したコント集。
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