シンガポール
シンガポールで最初の朝を迎える。晴れ、気温は30度を越える。湿度80%ほどだろうか。日本の真夏と似ているが、ここから赤道までは、およそ100kmしか離れていない。
今日は、終日バスでの市内観光。空が高く感じる。
都市には高層ビルが建ち並び、東南アジア経済の中心地であることが伺える。
その一角に、マーライオン公園がある。半身がライオン、半身が魚のマーライオンがシンガポールのシンボルで、島のあちこちにあるようだ。
とりあえず、おみやげとして、3個で10$のキーホルダーを買う。シンガポール・ダラーは、為替相場で変動するが、前日に成田では1$=76円のレートで交換された。
シンガポールは、住民が中国人、マレー人、インド人などからなる複合民族国家である。中国人が、7割以上を占める。
シンガポールでは、国教は定めず、仏教、道教、イスラム教、ヒンズー教、キリスト教などが混在する。
今回の観光では、まずアラブ人街の回教寺院を見学した。その後、中国の寺を見た。様々な文化の集積点であることが実感できた。
シンガポールは一番高い山でも標高160mである。左の写真は、標高115mのマウントフェーバーからの景色。シンガポール本島から南に位置するセントーサ島が望める。島の中心に立っているのは、これもマーライオン。こちらは、夜になると目からビームを発するニュータイプ。
夜は、夕食後にナイト・サファリを見物した。屋根がついた台車のようなトラムに乗って、暗闇に生息する動物たちを観覧する。カバやサイ、キリン、ゾウなどの他に、アリクイやカピバラといった希少動物もいた。
しかし、ほとんど仕切もないトラムで、ヒョウやライオンを見学して、襲われないのだろうかと、ふと不安になる。ガイドさんによれば、いままで事故はないとのこと。遊歩道を歩いて見学するコースもある。動物たちは入園者を気にせず自由に活動しているとのこと。人間が動物たちに見学されているのかもしれない。
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